自らのツッパリにより





お医者までもが




驚くほど
病気の進行が抑えられてるじいちゃんに対し





元々依存心の強いばあちゃんは
素直っちゃあ素直だが

自ら何とかしようという気概に乏しく
すぐに他人を頼ろうとする。

そのせいで
出来なくなることが




ますます増えて来た。

人間
最後まで
『按配よく』とはいかないようである。



身体の動きも
ますます悪くなり

最近は立位を取ることが難しくなってきた。


踏ん張りがきかなくなってる感じ。

立ち上がるときも

調子が悪いと
なかなか立てない。







でもねぇ・・・

ばあちゃんからしてみれば
出来てたことが出来なくなるなんて
当然のことなのかも知れない。

一つ一つと
荷物を下すように
衰えていくのが人の最後であり
生きとし生けるもののさだめなんだから。


以前のように
徘徊することすらほとんどなくなっちゃった
ばあちゃん。

じっとして




焦点の定まらない瞳は
何を見つめているんだろう。



立てなくなって困るのは
介護者。


案外
ばあちゃん自身は
一向に困らないのかも。


だのに
ワタシは

今日も
イジワルばあさんのごとく





ばあちゃんに

ハッパをかけるのだ。




 13番さんのあな ―介護家庭の日常―-ブログランキング

にほんブログ村 介護ブログへ