いつものこと

気がついたら
巷は３連休で
夏休みに入っていた。




我が家では言わずと知れた

いつものことである。


日曜日だけど
休日出勤のとしお氏は
１０時前に家を出ねばならない。

そこでじいちゃんに



と、伝えておいた。

去年あたりまでなら
二人で留守番させても
小一時間くらいの買い物
問題なくクリアできていたけど

認知が進んだばあちゃん。
二人にしとくと



あらぬ『化学変化』（後追いとも言う）を
起こすようになった。

二人のヨチヨチとヨタヨタ



こうならないとも限らないでしょ？



まだせい●うの開店まで時間があるし

その間までにゃぁ『お使いリスト』も
書けると思って


魔窟のポータブルを片付け





ついでにトイレ掃除して





洗濯物を干し終えて





戻ってきたけど







介護者の思い ＝ 要介護者の思い
ではないのは

これもまた


いつものこと。



そして
お使いの帰り道。




急いで自転車を走らせていると

横断歩道の対向から
一人のおじいさんが歩いてきた。

せい●うのカートを押しながら(一般道だよ）
ヨタヨタ歩く姿に「大丈夫かな？」と不安を感じ

思わず振り返ってみると





ああ。やっぱり大丈夫じゃないみたい・・・。

でも、歩行者信号が『赤』になる前に
渡り切れたようだ。


おじいさん
せい●うに向かって行ったようだけど
ちゃんとお家に帰り着けるかしらん？

家の年寄りの方が気になるので
急いで帰っちゃったけど・・・。


もしかしたら
あと数年後

こんな光景

『いつものこと』になってるかも知れないなぁと

思いつつ。