家族の長年の苦悩を
当のじいちゃんも分かってはいるけど
それにフタをせねばならない事情が彼にはあり。
これまでの風呂ウンとの戦いの根源はそこ。
戦いも終盤に(おそらく)差し掛かり
そろそろこちらの駒を進めさせてもらっても
良いじゃないか。
昨年暮れ辺りから
こちらの要求を受け入れるようになったじいちゃん。
入浴の順番はこれまで
としお氏の帰宅を待って
としお氏→あしゅら→夕食を終えたじいちゃん
・・・とまぁ、実に慌ただしい『駅伝風呂』で
遅い帰宅の一郎は
寒いこの時期であっても
割りを食うことになる毎日。
排水口にブツを流されると
しばらく臭いが消えず
入れたものではない。
(風呂ウンは大体洗い場側で。
でも、気分的にはじじの入った後の湯は入りたくない)
それがなくなるとあれば
改善の余地が生まれるのだ。
夕食後
前夜の湯を沸かし直し
じいちゃん入る
↓
出たあと湯を入れ替え
ワタシたちは順次ゆっくり入浴。
こうすれば
帰宅の遅い一郎も
湯船につかる事ができる。
そして
晩ごはんも
としお氏の帰宅に合わせなくても良いので
早い時間にセッティング出来る
・・・と実にいいことづくめ。
沸かし直しの分
燃費が余分に掛かるのと
処理の手間は掛かるけどさ
癒しの場を取り戻すためだ。
背に腹は代えられない。
駅伝風呂の暗黒の歴史は
紆余曲折を経て
やっとその幕を下したのであった。
・・・今んとこ。