長々とダラダラと

9まで続いちゃったけど

入院までの話は今回が最終回。

 

 

 

しばらくすると

一郎が帰って来た。

 

 

としお氏の回収と

 

入院の準備品を持って行かなくてはならない。

 

最初

一郎に行ってもらうつもりだったが

(夜間の運転がワタシゃ苦手なんだよ。)

 

やっぱりワタシが行くことにした。

 

 

でもね

これが正解。

 

搬送された病院に着くと

じいちゃんはまだ

救急外来のベッドに寝かされていて

 

 

落ち着いたのか

よく眠っていた。

 

そして

としお氏から

数枚の書類を渡された。

 

 

そうだったワ。

 

入院するたび

書かされるのは

諸々の承諾書。

 

延命治療を希望するかとか

入院に際しての宣誓とか。

 

じいちゃんも高齢だからね。

 

万が一の場合もありうるから

その場合でも文句は言わないよ・・・みたいな

 

いわゆる念書だ。

 

 

 

書類には

 

かかりつけ医の医療機関名

患者の既往症

何の治療の薬を飲んでいるか?とか

 

じいちゃんは要介護認定を受けているため

事業所名やケアマネ―ジャーの名前は?

 

要介護度は?

 

とか

 

結構事細かに記入する必要がある。

 

としお氏じゃチンプンカンだもんねー。

 

 

 

オシメ替えたりご飯食べさせたり

身の回りの世話をするだけが介護じゃない。

 

それら手配や調整をひっくるめて

やっと被介護者の毎日は回るのだ。

 

 

 

 

 

その年齢に到達したことで

気がゆるんじゃうのかしらん。

 

 

入院手続きは済ませたが

 

病棟に移るのは

翌日の午前中らしい。

 

 

取りあえず

今日のところ我々は帰宅

(でも家についたのは日付が変わる直前だった。)

 

 

 

かくして

山田太郎氏。

 

 

88歳の誕生日の朝を

 

病院のベッドで迎えるハメに相成りし候。

 

 

 

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