じいちゃんが老健に入所してから

早くも4か月になろうとしている。

 

 

もっとも

じいちゃんに言わせりゃ

 

 

こんなトコだろうけど。

 

しかし

御大に振り回された日々は

今いずこ。

 

家にいない毎日が

この頃では普通の毎日になっている。

 

 

そんな中

ふと気づいたこと。

 

 

台所の片隅に置いてあるラジオ。

 

 

じいちゃんが家に居た頃は

毎日朝起きたら日課のようにスイッチを入れていたのに。

 

そうか。

あの頃ラジオは

じいちゃんの存在を消すアイテム。

 

 

じいちゃんの存在を音で遮っていた。

 

何を聞きたいというわけでもない。

とにかく音が出ていれば良かったのだ。

 

 

もう結界を張らなくても良くなって

自然とラジオのスイッチを入れなくなったってことか。

 

 

久しぶりにラジオのスイッチを入れてみた。

 

 

 

どうも壊れちゃったみたいだ。

 

30年近く使ってきたラジカセだから

無理もないが。

 

長い間

ワタシを支えてくれて

 

ありがとね。

 

 

 

本 お知らせ 本

 

 

『13番さんのあな』が7月28日

本になりました→

 

予約はこちら

 

Amazon↓

 

楽天↓

 

電子書籍の予約は→コチラ

 

 

「読んだよ~」って方

本当にありがとうございます。

 

レビューに感想を是非お寄せ下さい。

お待ちしております。

 


13番さんのあな ―介護家庭の日常―-ブログランキング

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村