おやま。

気がついたらこのブログ

 

 

本日で丸10年を迎えました~。

 

当初こんなに続けるつもりは全くなかったのよ?

 

 

やって来たことが正しかったか間違いだったかは別として

 

介護に携わった人の多くが言う

『やった人じゃないと分からない介護』

その一例を書くことに

何らかの意味があるんじゃないかと続けてきたってのもある。

↑コムロさんも言ってたね

 

 

13番さんの生ある限り

まだ(おそらく)続くことになるかと思います。

 

どうか今しばらくお付き合いのほど。

 

 

さて

しばしの逢瀬も

ばあちゃんは目を覚まさないまま。

それでもそんなに長い時間を費やすことは出来なかった。

 

インフルエンザが猛威をふるい始めたこともあり

病院側から面会は「なるべく手短に」と

お達しが出ていたこともあったが

 

何より

 

 

じいちゃんが持たなくなっていたのだ。

 

 

 

まだ老健を出発してから30分も経ってないのだが

日ごろこんなに長く車いすに座っていることはないのだろう。

 

じいちゃんの体力も思った以上に落ちているみたいだ。

 

 

ばあちゃんの面会に連れて行こうと思い立った時

一番の懸念は

 

 

じいちゃんの帰宅願望が再燃するんじゃないか

ということだった。

 

 

その時はその時。

有無を言わさず、強行して老健に連れ帰ろうと

決死の覚悟で挑んだんだけどね・・・。

 

帰りの介護タクシーも

 

 

いつもはよくしゃべるじいちゃんが

心なしか言葉少なで

 

ついぞ「家に寄りたい」とは一言も出なかった。

 

ばあちゃんのことがショックだったのもあったのだろうが

久々の外出が結構な負担になったのは確かなようだ。

 

 

でもね

下を向いてた顔を

つ、とあげて

 

 

と、呟くように言ったのを聞いた時

 

無理に連れて来なくても

知らせずそのままにした方が良かったか・・・と

後悔した気持ちが少し和らいだ。

 

ワタシがもし同じ立場だったら

60年以上連れ添った夫婦だもの

そういう覚悟はしておきたいと思うから。

 

 

 

予定よりかなり早く

お昼ごはんが始まる前に

老健到着。

 

けれど

疲れちゃったじいちゃんは

そのままベッドに倒れ込んだ。

 

 

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