Photoshopのハイパスフィルターを使った画像をオーバーレイすると、簡単かつイイ感じに画像をシャープにできるぞ・・・・!というのを発見したのでメモ。

シャープ化する前後の画像比較
シャープ化する前後の画像比較
▲クリックで拡大: 画像: ぱくたそで大川竜弥さんの写真を拝借。
ハイパスフィルターを使って画像をシャープ化すると、画像のなかの高周波線分の所のみがシャープ化されるような処理ができる。

シャープ化された画像は硬く、冷たい雰囲気になる。
レイヤーを重ねたり、処理の方法を工夫すれば、ソフトな雰囲気も残せる。

ハイパスフィルターの場所

ハイパスフィルターの場所
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「フィルター」>「その他」>「ハイパス」

適用時の画面

ハイパスフィルター適用時の画面
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プレビューを見ながら「半径」を指定する。
シャープネスがかかってほしい部分だけが「グレー以外」になるよう調整すると良い。

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ハイパスフィルターを適用した画像

こんな感じになる
ハイパスフィルターの場所
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左が元画像。
右がハイパス適用後の画像。

ハイパス後の写真を、「オーバレイ」「ハードライト」「リニアライト」などを使い元画像に重ねる
ハイパスフィルターの場所
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書き忘れたけど、元画像は複製して別レイヤーに置き、それにハイパスをかける。

シャープ化する前後の画像比較
シャープ化する前後の画像比較
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この方法の面白いところ

重ね掛けがおもしろい。
シャープ化する前後の画像比較
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レイヤーを重ねる事で二重三重にシャープ化できる。
マスク処理することで、部分的に効果を適用できる。
元レイヤーをガウスブラーなどでぼかしてもおもしろい。
ハイパス処理したレイヤーの諧調を反転させると、逆にソフト化できるのもおもしろい。

あとがき&他の手順

  1. この方法に気が付いてから「photoshop + パイパス + シャープ」という組み合わせでネット検索したら全く同じ手法を解説したページがうじゃうじゃ出てきてビックリした。かなり定番のテクニックだった模様。
  2. そういえば今まで「photoshopで画像をシャープ化する」という行為についてネット検索した事はなかったかもしれない。
    画像のシャープ化だけでも色々な手法がある事を知った。
  3. photoshopの「輪郭を検出」でも似たようなシャープ化が出来るんじゃないか?と試行錯誤したが難しかった。

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