オレンジパパの　★おれんち・タイム★

前の記事の続きです。
クリエート浜松の「日日の木」写真展を見て、カメラマンの市川さんにうかがったお話を元に、
佐鳴湖に行ってみました。


佐鳴湖漕艇場の近くです。
写真展を見たのが火曜日、佐鳴湖へ行ったのは翌日です。



あの写真の木があったのは、この辺りかなあと思われる場所まで行きました。
よく見るとまだ根っこが残っているそうですが、草むらになっていて、
根っこまではわかりません。


柳の木というのは、この辺りには何本もあって、落ちていた枝もおそらく別の柳の木の枝でしょう。


市川さんの写真には、柳の木が出会った人々が次々と写っていました。
お腹の大きな女性、おじいさん、ランドセルを背負った女の子。
柳の木も老いていき、時の流れを感じます。

傷ついて倒れた柳の木の下から、
若い葉が出ているところは、感動的でした。
残念ながら、写真の木は、3年で倒れ、湖の中へと消えていったそうです。



最後は、2人の子を連れた女性が、柳の木があった場所に立ってる写真でした。
命は、つながっていくんだなあと感じます。


柳の木を訪ねた湖の岸の向こうに、うっすらと駅前のアクトタワーが見えていました。