ハルズバ74 | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

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障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

★☆ハルズバ! 74 ★☆2009/09/30

 

Q.小六。塾に長く通って、3ケタの足し算、引き算、2ケタの掛け算、余りが出る割り算が出来るようになりました。学校の宿題には特に苦手な文章題を出してもらってます。文章題となると今までスラスラとできた計算でも、まったく出来なくなってしまうので、「なんでわからないのっ!今までしてきた事は、何なのっ」とキツク当たってしまいます。どう教えていけばいいのか。日常生活に困らない計算は、出来るようなって欲しいです。

 

A.自閉症のお子さんは、機械的にする計算は得意です。けれども、文章題、文を読み、『誰がどうしたんだろう?どうして、こうなるんだろう?』と、頭の中で想像して答えることはとても、難しいのです。

 

 その「想像力の偏り」で不自由するところを、なにかしらのビジュアルなグッズで補ってください。問題に絵をつけるなどするだけで違ってきます。


けれども、苦手だということを、周囲が理解することが一番大切なことです。そして、苦手を強いらないで、本人の得意な分野をたくさん学習して自信を持つことも。宿題に苦手な文章題を出してもらってるなんていう「意地悪」はしない方がいい。勉強が嫌いになるだけですよ。親子の関係性にも悪い影響与えるし。

 

 計算ができることと、日常の買い物ができることは別ものです。体験以上の学びはありません。ぜひ、毎日の暮らしで選んで買い物をしたり、貯金をしたり、損得を経験ください。


  そのために、自分で「スケジュールを立てる(自分の時間軸)」と「親の財布と子の財布を分ける(自分の予算軸)」ことは、なによりも大事なことですよ。




今なら、タブレットでの学習を苦手なものを楽しくやりましょうとか、書くかな

(当時は、そういうのがなかったのです。時代や技術の進歩ですね~)