ハルズバ76 | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

★☆ハルズバ! 76 ★☆2009/10/15

 

Q.療育センターより、学校へ支援が入りました。個別な対応なので、見守る形じゃないと、問題も出ていないといわれました。自分で考え、自分で状況に気づくように、関わるようということでした。ところで、自分で考え、自分で状況に気づくようにとは、どのように関わるとよいのでしょうか?

 

A.はい、では、その「どのように関わるとよいか」を、療育センターの先生に、聞いていけばいいですよ。必要だというのであれば、具体的にはどうすればいいのか…も、きっとご存じでしょう。


よくあるんです。専門職や支援者から「こう言われた」でも、「どうしたらいいのか」を、違うところ(おめめどうに)に問い合わせる。それは、ルール違反というか、滑稽なことなのですよ。わかるところまで、最初の相手に、返しましょうよ。それが自然なことじゃないですか?

 

 けれども、ご相談のように、順調な子どもであっても、課題を見つけなきゃいけないように思い、次のステップに行くためにと、なにかしら見付けていくのが指導です。


 でも、それを、見つけても、その具体的な方法については、話をしてくれる人はとても稀です。だって、別にしなくてもよいことの場合が多いからです。

 

 けれども、聞くと親御さんは動揺します。なにかしなくちゃと思うでしょう。答えの持ち合わせのないものを伝えるは、罪ですよね。でも、それが割と多くの場面で見られる療育の姿です。それをわかっておきましょう。

 

 別に、深く考えすぎないで、毎日のスケジュールや視覚的支援をして、大人が「待ってみる」こと。すると本人が自分で動き出しますから、その経験が、子どもさんの思考を豊かにしていきます。また、本人のことは、本人が選ぶようにして、それを支えるようにしていきます。そうすると、その経験から、次は、あれがしたいと考えていかれるようになりますよ。