2005年の中学進学のときに「中学は教科担任性ですよ。変化に弱い自閉症でしょ。先生が毎時間変わる、どうするんですか?」と言われました(だから、養護学校へ行ってください)。
そのとき「たとえ人や環境の変化に弱くてもなんとかなる方法を考えることがいる」とわかりました。
考えた結果生まれたのが「メモ帳」でした。メモ帳だといらないなら破れるし、他の紙での代用もできる。紙媒体は学校の先生方にも抵抗がないはず、誰だって「書く」はいつもしてるだろうから。
それは、見事にビンゴ!でした。先生が変わっても同じフォーマットなら伝わる。翌年、コミュメモとして商品化します
これが、日本初、メモによる自閉症支援の誕生秘話です。