叩くものと覚えるだけなの | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

先日3歳になったところのお子さんの親御さんが、

「夜中に不安になって眠れなくなるんです」と言われるので、

「まあ、今はそうでしょうけれど、寝た方がいいよ」と言いました。

「何度も何度もやってほしくないことを繰り返すから、つい手を叩いちゃうんです」

「叩くのはやめた方がいい。叩くだけを覚えてしまい、人を叩くようになるよ」と言うと、

「すると、娘が自分で手の甲を叩くようになっちゃって」とお母さん。

「でしょ、そこを叩くもの(そうするもの)と覚えていくの。悪いとか、やらないようにとかそういうのじゃないの。そうするものなだけ。今のうちに親御さんが、身につけてね。叩いたらダメ。叱ってもダメ。今の親子の関係を大事にね。」と話しました。

「叱らないなんてむつかしい」と言われたので、

「叱りそうなものはみんなのけておけばいいよ。叱らなくてよい環境を作るの。それは勉強することやなあ」

叱らないためには、学び(手立てを知るやってみるがいる)と休息(疲れちゃダメなの)。だから、「寝た方がいいよ」と話します。

親御さんは、『ハルの三部作』を買ってくださいました。ありがとうございます。

信じて続けてくれたら、きっと一年後は違う場所に立っておられるでしょう。

この清里の一日のご縁が、お子さんのご家族の暮らしに役に立ちますように

(祈)