おしゃべり至上主義で支援され、コミュニケーションがなんたるかもわからない | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

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障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

今日ショートステイに息子を迎えに行くと

壮年期の障害者と支援員さんが、紙に向かっていた

紙には綺麗な漢字交じりの字で、テレビ番組のことが書いてある

女優さん、男優さん、それから、ドラマの名前。それを見るのが楽しみなのか、とても詳しい

三枚目を書いたところだった

支援員さんは、「へ~このテレビも好きやねんね」と相槌を打っていた

障害のある人は、ノンバーバルなのか言葉はない。首を振ったりしているだけ

定型発達の人と変わらない漢字交じりの文字で

スラスラと書かれる様子を見て

「ああ、この人、文字をコミュニケーションに使ったら、きっと、違う発信になっていただろうに」

と思った

俳優とドラマの名前、それから、セリフ

それだけを書くことに、文字を使わなくて済んだかもしれない

でも、まあ、そういう

おしゃべり至上主義で、支援された時代だ

だから結局、コミュニケーションとはなにかも

わからないままになる

今は、違うよね(と、信じたい)