使われる時に、100%になる | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

障害支援グッズ&サービスの小さな会社法人 株式会社 おめめどう

自閉症支援は。ポジティブシンキンぐ~~~♪(笑)

今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

このブログは、旅グルメとおめめどうへのお便りを主に載せていきます。

2003年、病室で、「能面は、8割」という話を父から聞いた

「完成させたらあかんのよ。能面は、舞台で使われた時に、100%になるように作らなあかんのよ」

この話。能面やったらなるほど!と思うけれど、実際
グッズやらなにやら作り物をしていたら

「使われた時に100%になる」いうのは

ものすごい理屈やなと思う

私は、ハードは作るけど、ソフトは作らない。というのも、ソフトは、本人に合うものを使う必要があるから

ハードは、一応形はあるけど、それをどう使おうが、その人の状況に任せて変えたらいいと思ってる

なので、なにも「これじゃなきゃいけない」とか「こういう使い方をしなきゃ」というものがない

完成されたものを渡されると、それに、こちらが合わせなきゃと思ってしまう。

でも未完のものなら、自分なりに完成させようと思う。この違いは大きいように思う

「巻カレもコミュメモも枠だけだから、あとは、自分なりに完成させてください」

丸投げグッズといってもいい

だからこそ、何千人もが使いはるのかもしれないな

「優れたものは、使われた時に、100%になる」

なんて、極めた人しか言えないな

そういうところまで至ってみたいなあ