新幹線は混んでいて、並んでは座れなかった
幸い、窓側があいていて、そこに息子を促した
私は、その前列の通路側
珍しく立つ人もいる自由席
今日は旅の興奮・緊張からか
朝からとっても独り言が多かった
電車の中では、小声にはしていたけど、その分よく揺れもしてた
(自閉症特有の動き)
息子の隣の恰幅の良いおじさん
私が連れだとわかっていたので、もしかしたら
「変わりますか?」と言うかなと思った
(だって、私は一つ前の通路側だったから。同じ条件)
それもなく、神戸から岡山まで、黙って座ってはった
静かな車内に、ちょっと気になるヒョロヒョロ音
どうかな~、ヒヤヒヤするな~
もし気になるなら、注意してくれたらな。そうしたら、ハッと気がついて正すから。当事者(対峙する人)から注意を受けるのが一番いいもの
岡山で、隣の三列シートの真ん中が空いたのを見て
その恰幅の良いおじさんは、そこに座り直してくれた
それで、私が、息子の隣に座り直した
結局、私の隣も空き二列になったので、カップルが座った
こうして、黙って、自分から離れてくれる人は助かる
文句を言うでもなく
でも、ちょっと厄介だなと思った時に
距離を置く。それで、こっちも本当に楽になる
「理解する」とつい「関心を持つ」方面のことばかり言われるけど
批判的・攻撃的になったり
馴れ馴れしくするよりは
無関心を装ってもらったほうが「理解してくれてるな」と感じる
でも、最近は、あの特有の動きを見て
「あ、自閉症かな」とわかってる人が増えた気がする
東田さんのテレビのおかげかな