Q&Aの校正をしてくれた若者は、今年大学4年生。
障害者の成人施設にアルバイトに行っている
『思春期Q&A』だけど、読んでみて、「成人でも十分あてはまる」と言う
抱きつき、器物破損、下ネタを言う、指示待ち・・・
「でも、この冊子の題を、思春期・青年期Q&Aにしないと、支援員さんたち読まへんわ。ああこれ思春期やろ、成人期とはまた違うしと、敬遠しはるわ」
と、彼女は言う
「でも、そういう人は、そもそも、学ぶ気あらへんのやと思うよ。
『しない理由』をどこかに見つけようとしてはるだけやから。」
と、私は思う
本人を見る
身についてないところがあれば、それは、その時点まで戻るだけだ
スケジュールができてないなら、スケジュールをするところから
選択活動ができてないなら、選択活動から
ルールがわからないのなら、ルールを伝えるところから
でも、そのときに忘れてはいけないことがある
それが「成人だ(大人だ)」ということ、年齢の尊重
それから、女性男性、性別の尊重
それを、意識しながら、ないところから作ると考えていけばいい
だから、よくできた人(笑)は、どんなテキストからも学ぶぼうとされる
『ハルズバ』『ハルスカ』がでたとき、こう聞いてきた人がいた
「これは、幼児学童期のですよね、思春期には役に立たないですよね」
あらま、アウト!
その時点で、わかる、その人の感覚
だからね、「青年期」って書いてないからって、言う人は
もう、その時点で、アウト!なんだよ
さあ、大学四年生だ、そのアルバイト先を就職先にするの?
よく考えて進路を選びなさいよ