<ハルネットユーザーの過去の写真から> | いくつもの「月がまわってくる」~自閉症・発達障害支援会社社長のブログ~

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今年で、14年目ハル社長の丁寧飯と、居心地の良い暮らし

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<ハルネットユーザーの過去の写真から>
July 08, 2011 4:47 PM


娘は水泳の授業が苦手です。(水に顔がつけられない)
なので、おはなしメモで、「水をつけるのがこわいです」と書いて、先生に見せ ましたが、「もう少しがんばりましょう」と、あえなく却下。

二回目は緊張のあまりお腹をこわしてしまい、プールは見学

三回目はさてどうしたものかと思っていたのですが、娘が、「Bグループは怖いので、Cグループでがんばる」と言ってきたので、おはなしメモに 書いて再 チャレンジしました。

私は、「また駄目だったら、もう入らなくていいや」とおもっていたのですが、先生と娘が交渉し、「怖くなった ら、Cグループに
行ってもいい」ことになりました。

すごいぞ!娘とおはなしメモ!

おはなしメモがなかったら、おそらく娘は一言も伝えられなかっただろうし、私が連絡帳に書いただけなら、また「もうすこしがんばりましょう、 おかあさん」で終わっていたと思います。

ちょっとうれしくなってメールしました


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あれから、5年

その後の娘さんの様子です。

・・・・・

ハルさん こんにちは 

5年前、高1の夏ですね。懐かしいなあ・・・ネットにあげていただいてもかまいません

今現在ですが、書くことが「筆談コミュニケーション」というより、自分の頭におもいうかんだことをノートにびっしりと書き連ねたり、買い物メモ的な使い方をしたりで、

純粋な意味でのコミュニケーション(他者への発信)というのは少なくなってしまいました。

仕事も一人作業ですし、食品工場なので、筆記具の持ち込みができません。外国籍のパートさんが多いというのもあり、「筆談」が縁遠くなってしまいました。

家ではあれこれ言ってこない。本当に必要なことを書いてくるだけです。・・・

ただ、息子(弟さん。知的障害を伴った自閉症)のほうは対照的に、学校卒業してからのほうが、筆談、増えました。

「くび いたい」と書いてきたので、?とおもってみると、ひっかき傷があったり。なぐり書きなので判読不能なことも多いですが。(1枚写真添付します)

まあこんなところです

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「文字での発信」「書く・描く」を続けていかれると

それを、それなりの形で、自分のものにされます

成人期は、ほんまに、発信は減ります。自分で判断することが増えますから

うちも、一日1、2枚が行き来するくらいですよ

続けるっていいですよ、本当にいいです。