<ハルネットユーザーの過去の写真から>
July 08, 2011 4:47 PM
娘は水泳の授業が苦手です。(水に顔がつけられない)
なので、おはなしメモで、「水をつけるのがこわいです」と書いて、先生に見せ ましたが、「もう少しがんばりましょう」と、あえなく却下。
二回目は緊張のあまりお腹をこわしてしまい、プールは見学
三回目はさてどうしたものかと思っていたのですが、娘が、「Bグループは怖いので、Cグループでがんばる」と言ってきたので、おはなしメモに 書いて再 チャレンジしました。
私は、「また駄目だったら、もう入らなくていいや」とおもっていたのですが、先生と娘が交渉し、「怖くなった ら、Cグループに
行ってもいい」ことになりました。
すごいぞ!娘とおはなしメモ!
おはなしメモがなかったら、おそらく娘は一言も伝えられなかっただろうし、私が連絡帳に書いただけなら、また「もうすこしがんばりましょう、 おかあさん」で終わっていたと思います。
ちょっとうれしくなってメールしました
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あれから、5年
その後の娘さんの様子です。
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ハルさん こんにちは
5年前、高1の夏ですね。懐かしいなあ・・・ネットにあげていただいてもかまいません
今現在ですが、書くことが「筆談コミュニケーション」というより、自分の頭におもいうかんだことをノートにびっしりと書き連ねたり、買い物メモ的な使い方をしたりで、
純粋な意味でのコミュニケーション(他者への発信)というのは少なくなってしまいました。
仕事も一人作業ですし、食品工場なので、筆記具の持ち込みができません。外国籍のパートさんが多いというのもあり、「筆談」が縁遠くなってしまいました。
家ではあれこれ言ってこない。本当に必要なことを書いてくるだけです。・・・
ただ、息子(弟さん。知的障害を伴った自閉症)のほうは対照的に、学校卒業してからのほうが、筆談、増えました。
「くび いたい」と書いてきたので、?とおもってみると、ひっかき傷があったり。なぐり書きなので判読不能なことも多いですが。(1枚写真添付します)
まあこんなところです
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「文字での発信」「書く・描く」を続けていかれると
それを、それなりの形で、自分のものにされます
成人期は、ほんまに、発信は減ります。自分で判断することが増えますから
うちも、一日1、2枚が行き来するくらいですよ
続けるっていいですよ、本当にいいです。