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ドル円:トランプ米大統領は18日、中国から輸入する2000億ドル相当の製品に10%の関税を課す追加制裁を検討すると発表。米国が15日に表明した知的財産権侵害を理由とした500億ドルの対中制裁に対し、中国が報復措置を取る姿勢を見せたため、制裁を強化する方針を示した。貿易戦争突入が一段と現実味を帯びる中、投資家のリスク回避姿勢が強まり、円が買われやすい地合いが続いた。
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NYダウ:大幅続落。トランプ米大統領は18日、中国による知的財産権侵害を理由に、新たに2000億ドル相当の中国製品に対する10%の追加関税を検討すると表明。中国も追加の対抗措置で応じる姿勢を示し、報復の応酬に発展するとの懸念からアジア欧州株は軒並み下落。米株式市場も取引開始から大幅安となり、ダウは一時420ドル近く下落した。
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NY金(8月限):反落。時間外取引で堅調となったが、米中の貿易戦争に対する懸念を受けて戻りを売られた。日中取引では一段安となり、2017年12月以来の安値を付けた。
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NY銀(7月限):続落。米中の貿易戦争に対する懸念を受けて軟調となり、5月16日以来の安値を付けた。
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NY白金(7月限):続落。米中の貿易戦争に対する懸念を受けて売り優勢となり、一代安値を付けた。
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NYパラ(9月限):反落。他の貴金属の軟調や株安を受けて売り優勢となった。
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NY原油(7月限):反落。金曜日のOPEC総会で、増産が合意に至ると見通されていることや米中の対立悪化が重しとなった。
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シカゴ大豆(7月限):大幅反落。米中間の貿易戦争懸念が深まるなか売りが膨らみ下値追いとなった。米コーンベルトの順調、そして良好な生育状況も弱気材料となった。
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シカゴコーン(7月限):続落。米コーンベルトでの順調、かつ良好な生育が重石となるなか軟調で運ばれた。大豆の大幅安も売りを呼ぶ要因となった。