賞与
経営者にとって7月、12月は楽しみです。
何が楽しみかと言うと賞与の支払いです。
正直、賞与の支払いが大変な時期もあります。
賞与を払えるのは嬉しい事です。
利益を出しそれを社員に還元できるという事は経営者の誇りでもあります。
何よりも、スタッフが喜んでくれる顔が見れます。
賞与のあとにスタッフの新しい服などを見ると嬉しくなったりもします。
親孝行していたり、家族に何かしらしたというような話を聞くと嬉しいものです。
経営者の喜びの特権です
私の経営する会社もそうですが、私がコンサルなどで関わる経営者にも共通している事は少しでもスタッフへ還元したい!という気持ちです。
いつも頑張っている大事なスタッフの生活を向上させるためになる事は何でもしたいのが経営者の気持ちです。
一方で、そこまでしない経営者もいます。
売上げが低いから出ない!そういい切る判断もあります。
物販や飲食の業界では繁忙期などで通常より売上げの上がるときがあります。
介護事業は格段に売上げが上がる時期はありません。
当たり前の権利のように賞与が出るわけではありません
勿論、労働条件にあるから権利として当然だ。という事もあります。
しかし、状況によっては捻出が難しい時もあります。
賞与を支払うために融資を受けたり、経営者自らが会社に貸し込みをすることは良くあります。
恩着せのような意味ではなく、そういった苦労もあります。
セミナー会場や懇親会などで現場の方から賞与が少ないという悩みを伺います。
話を伺う中で質問します。
「何を基準に少ないのか?」
「自分は頑張っているという事ですが、数値、売上げの金額にするとどうですか?」
「自分のサービス単価は把握していますか?」
というような質問をします
時間があれば、その方の売上げも計算します。
そうすると、決して安くなかったりすることに気づく事もあります。
賞与が低い、安い
そうスタッフが思わせてしまうのも経営者の責任です。
日頃からの指示や売上げ概念の浸透のための取組みが必要です。
同時にスタッフもコスト意識や売上げ概念を持つ事が必要です。
ありがとうございます。