4月15日の畳科の授業に合わせてくださり、

畳科だけでなく他の科も含めた8期生の懇親会が14日夜にありましたので、

雪の心配もなくなったので、東京組は車で行くことにしました。

 

早めに家を出て21世紀美術館に行きました。

外にあるオブジェの一つその中側でパチリとすると

出っ張っているような画像ですが、オブジェの内側なので本当は凹んでます。

そして、有名な

この写真と同じ所は無料で、中からは有料の館内の方から見ることができます。

その後、

ぶらつくと茶室のある建物中で説明を聞くと東京から移築した建物だそうです。

柱の太さとかを見ると雪国のものではない、このような造作は金沢ではしないと知り

へーっ!と思った次第です。

その後金沢城を見ようとまずは三十間長屋を見てからと向かう途中で

庭園をみて

この後すぐに雨が降ってきてしまい。

三十間長屋の中を見て、後は次の機会にと常宿に行ってしまいました。^^;

夜は、懇親会次の日授業があるのでほどほどにして就寝。

 

今日は、琉球表と言われる「七島イ」(しっとうい)を使った関西流の縁なしの授業でした。

 

畳に縫い付ける板の加工方法、板の縫い付け方、畳表を縫い付ける方法どれも、

関東とは違い必死に聞いて縫ってと気がつくと大した写真をとってなかった。

(;_;)

 

違いなどを説明するとちょっとマニアックすぎるので、

その辺りは飛ばしちゃいます。

畳床を先に作ります。

畳表はその畳床を作っている間に折り曲げる所が折れないように、

湿らせておきます。

寸法通りに折り曲げてます。

この方法も幾つかありますが、

包丁を当てて折り曲げていきます。

普段は機械で折り曲げることが多いですが、

細かい所はこのように折り曲げてます。

長い髭を利用しながら縫っていきます。

このような感じです。(縫った糸の間隔のブレが一番酷い所^^;)

畳を敷きこんでしまうと一般の方には違いは分からないですが、

関東流だと横に糸が渡った部分が、藁で抑えていきますので、

畳床の切る角度ももう少し角度が違ったりと全体的に結構違いがあります。

 

久々の手縫いの縁無し、片方は関東流で作ろうと思ったのですが、

朝からちょっと時間どうりに授業が始められず、

気がついたら私が完成したのが19時を回ってしまい。

完成写真を撮らずに、

みんなが終わって片付けなどをして20時に学校を後にしました。

 

私が月曜日朝7時過ぎに家を出る現場だったので、

東京組の仲間はゆっくりもできず申し訳なかったです。

 

今回の画像は、

後日、先生から授業中の画像を頂いて、

帰ってきて完成した畳の手前に預かりの仕事の物のを置いてしまい

写真も直ぐに撮れず。

手前の物の納品が完了して写真を撮りましたので、

ちょっと遅くなってしまいました。

 

次回は、5月27日一般公開日に半畳の拝織の授業です。

畳科の他の科も午前中授業を公開していますし、小物販売などもするそうですので、

お近くの方は遊びに来てくださいね。