記事にするのまたもや遅くなってしまいました。^^;

今回の5月27日の授業は、金沢職人大学の一般開放日で、

畳科は普段の授業と同じで1日ですが、

他の科は午前中だけ行っていました。

各科の授業を見学や作ったものを購入することもできるイベントでした。

 

授業の方は、半畳の本式きでの拝敷きを作りました。

畳表を四角く切るとい草がばらけてしまう方向を糸を絡げて留めていく方法を使ってます。

巷ではボンドで止めてしまうことが多いです。

畳縁は七宝と言う紋縁を使っての造作です。

 

中では生徒5人が拝敷きを作って、

部屋の外では小物などを販売してます。

 

足が痺れたので立ち上がってパチリ

本敷きとは本来の作り方ですので、

その通りに作っていきます。

私が東京の畳学校で習った作り方とは違います。

 

作っている途中は抜けてもう裏面を閉じているところです。(^o^;)

表面2紋、裏面1紋なので表面を縫い付ける糸が出てますので、

今回は裏面の閉じは糸を隠さずに縫い付けました。

角の紋は表面は綺麗に出しますが、

裏面は畳表の厚みと縁の厚み分、

裏面の角はちょっと変形しますが、

そこはそれらしく見える程度に納めて完了。

ちょっと畳屋さんらしかぬ道具も見えていたり(笑)

 

表面です。

 

当日、昨年畳縁のバッグの購入者さん(石川県の方)が顔を出してくださりとっても感激しました。

N様ありがとうございます。

授業中のためあまりお話できず申し訳ありませんでした。

 

そして明後日15日からはTTM研修で福井へ紋縁と綿の縁の工場見学の他、

その後、金沢にて四天拝敷きの授業になります。

がんばります!