世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

山登りキャンセル(2017ネパールno27)

2017-05-16 | アジア

 

 ジャンボチェの丘への登坂路が見えています。その奥にクンビラ(右)カブセール(左)が頭をのぞかせています。

 登坂路を引き寄せてみました。希望者がこの道を登って3880mのエベレスト・ビュー・ホテルへ向かっているのです。私たちの宿から高低差440mを歩かなければなりません。昨日の今日、仲間にこれ以上迷惑はかけられない。「写真いっぱい撮ってきてよ」と、佐藤さんにお願いして、私だけが不参加となるのでした。旅の前には、絶対行こうと思っていたホテルだったのに無念この上なし。 

 日陰には雪が残っています。仲間が登って行きます。やっぱり厳しそう。私だったらこの辺でもう「帰ります」といったかもしれない。  

 私は、昨夕と今朝登った展望台に再び来てみました。テンジンとエベレストをきれいに捉えられました。 

 エベレストの右にローツェ  8848mの世界一と世界4位 8516mが共演。早朝眺めた時とは山の雰囲気がずいぶん違っていました。

   幸運にも恵まれエベレスト峰の絶景、壁面の白い筋は、イエロー・バンドというとか。エベレストは頭を出しているだけで、前衛に連なっている山があると見たのですが、この写真すべてがエベレストなのか。であったならすごくうれしいんだけど。さて如何に。後日添乗員にお聞きしたら、エベレストの前に山の連なりがあります。と教えられた。

 シャンボチェの丘に登ったSさんの写真。いっぱい雪をまとったコンデリ山群をバックにいい気分の人ひとり。この山、峰が四つ 6187~5957m の4峰、それで山群と呼ぶらしい。ここでも私の画とSさんの画を時系列で並べますので、3880mと3440mがまじりあって綴られていきます。

 ズラッと役者がそろっています。① エベレスト  ② ローツェ  ③ アマダプラム  ④ タウチェ  ⑤ コンデリ  ⑥ クンビラ 佐藤さんがきれいに写してくれました。正確さは保証できませんが、山の名前は、私が書き加えました。  

 建物の横にレーダーみたいなのがあります。これが国立公園の管理事務所かもしれない。後ろに、ちょっと小首をかしげたような、私の大好きな山があります。 

 

 テンジン像とエベレストの石と死海の石のモニュメントは、こんな位置関係。 

 クスムカングル6364m。右の2峰は、鹿島槍ヶ岳をさらに尖らせたような姿だ。ここからぐるっと左に視線を回すと8848mのエベレストが見えますが、なんと2000mもの高低差。こんな楽しい山の連なりに堪能して、ひとり帰路につくのでした。 

 ロッジの裏庭に出て写しました。奥に見えているコンデリ山群。その山に抱かれるかのように、山肌に張り付いているナムチェの町。反対側にもこれと同じような風景が広がっているのです。山の中にできた町なんですから平坦地はありません。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 連山を遥かに望む(2017ネパー... | トップ | 3880mの風景(2017ネパールn... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿