ご機嫌いかがかしら？
斜め一歩前の乙女、桜子でございます。
日々の生活に擦り切れないように潤いを…と思いながら、やることは限界ギリギリまでしてしまい、擦り切れてしまうこの頃です。
もうカッサカサですよ。
なぜそんなことになるのか、計画時には分からないんですよね～
って、それはうちの旦那サマに任せるからか？かもｗ
うちの旦那サマの距離感や時間間隔は私とは大きく違うからね。
んで、遊びに行くのも命がけみたいなところがあります。
以前、たぶんだけど絶景特集の番組を見ていて、すごくきれいだな～と思ったところがありました。
それが石川県輪島市にある白米千枚田というところ。
能登半島なんて遠いし、１泊とまりくらいじゃないとしんどいだろうというと、うちの旦那サマ曰く、
「高速を使うから朝に出ればＯＫ。日帰りで十分な距離だよ」
というので、朝に出かけることに…
だいたい片道４５０キロの旅になります。
トイレと給水・食事以外はノーストップです。
先に申し上げますが、問題要素が２つありました。
一つ目は私のミスでカメラの三脚を忘れたこと。
二つ目はその日は日曜日だったこと。
というのも、休みの日がうまいこと調節できず、その上、天気もありまして、急遽、日曜日の朝に出かけることになりましたので。
悪いことは重なることでして、トイレと給水はなんとかなるのですが、食事ですよ…
「せっかく石川県にきたんだし、名物を食べよう」
と、欲を出したのがダメだった…
どこもかしこもいっぱい。
日曜日だから、観光地だから当たり前…
旦那サマ、ご飯が食べれないとなると…
キレるキレる…
食欲の鬼ですからねえ～
まず並ぶのが嫌い、でもコンビニはダメとなると、全国チェーンのファミレス的なところしかない。
が、せっかく石川県に…となっているから…
もう地獄ですよ。
そんなこんなんで、昼時間が過ぎ去り、たぶんご当地チェーン的なラーメン屋さんに…
普通の一般的なしょうゆ味のラーメンでした。
そして白米千枚田についた頃には、とっぷりと日が暮れていて…
私の腕では難しい時間帯に突入しておりました…
後はブレブレ…
( ´△｀) アゥ-
奇跡の一枚ですな、ホント。
そしてこの光はＬＥＤで時間がたつと色が変わる。
で、この青いところは遊歩道になっているんだけど、駐車場から相当降りていかないといけない上、結構な距離がある。
なので、
「せっかくだし少しだけ降りて堪能したら帰ろう」
なのだ。
私たちには明日がある…
明後日もある…
筋肉痛にはなりたくない…
だが、少し降りるつもりが、結構降りてしまった。
石が転がるように…
運動不足の人間が上るということは、いわば地獄なのだ。
筋肉痛決定なのだ。
そして死にそうな顔をしながらあがっていくと、カップルたちがいた。
めちゃくちゃキャピキャピ、イチャイチャしていた。
私たち夫婦は申し合わせることなく、会話した。
「間近でみるとすごくきれいだったね～」
「思ったほど距離がなかったね～」
「のぼりもそんなにしんどくなかったね～」
「やはり光の中を歩くほうがいいよね～」
そのカップルたちは迷いもなく降りていった。
私たち夫婦は笑顔であとにした。
帰り道だというのに、清々しい気分であった。
少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。かな。
（徒然草の有名な話が浮かんだ）
