看護ガッコの学生さんから

「患者さんの『申し訳ない』って思いを取り除いてあげたい」

との純な熱い素直な気持ちを聞いた。

 

これもまた、よくある話し。

 

 

非日常の病院生活。

患者の身に降りかかってくる容赦ない現状。

 

どうしたって人の手を委ねなければ、

ままならないいろんなことがあるわけよ。

 

そんなとき患者さんは

あたしらナースに対しても、

遠慮もするし申し訳ない気持ちにもなる。

 

「この忙しい時間に ごめんなさい」

「こんなことぐらいで頼んでしまって ごめんなさい」

「こんなことまでさせてしまって ごめんなさい」

 

あたしらにとってみれば日常やってる仕事の一貫。

 

よくいうコトバで、

「悪いことしてるわけじゃないから謝らなくて大丈夫ですよ」

なんて言うこともあるけれど・・・。

 

どう伝えたって

患者さんにとってみれば申し訳ない気持ちは抱き続ける。

 

 

だから。

 

その気持ちを そのまんま受け止めよう。

 

 

あたしらにとっては大したことじゃない。

けど、患者さんからしたら大そうなこと。

 

「申し訳ない」

 

それはそれ花