October 07, 2015

歯周病は生活習慣病と関係が?

歯周病 画像2 歯そのものに起きる病気の代表が虫歯であるのに対し、歯周病とは、歯を支えている歯肉や歯槽という部分に起きます。歯を支えている組織に炎症が起き、それが長時間続くことにより歯周組織が少しずつ傷つけられ、歯を支える力は徐々に衰えていきます。多くの場合は、病状が進行するまではあまり自覚症状がありません。
 歯周病の原因は、歯と歯肉の間に食べカスなどのゴミ(歯垢)がたまり、口の中の細菌の良い移住環境を提供してしまうところにあります。身体の免疫力が低下することによって進行しやすくなるとも言われています。更に、歯周病になりやすくする因子に気をつけることも必要です。例えば、糖尿病、高血圧といった疾患があると、身体の防御機構が低下し歯周病になりやすくなります。ときには歯が抜けてしまう場合もある恐ろしい病気で、近年では歯周病と生活習慣病に関係があることがわかってきました。
 歯磨きがきちんとできていない、喫煙、精神的ストレスといった環境要因により歯周病を引き起こし、さらに歯周病菌が血液の中に侵入し、糖尿病、心疾患といった生活習慣病につながっていくのではないかと考えられています。特に糖尿病、との関係については多くの研究がされています。糖尿病患者では、そうでない人に比べて歯周病にかかっている割合が高く、同時に虫歯も多いのが現状です。また、糖尿病でない人でもBIMが高くなるにつれ歯周病になるリスクが高くなるという報告もあります。たばこは、口腔乾燥状態となることで、細菌効果のある唾液が減少してしまうため歯周病の危険が高まります。
 さらに、歯周病は早産や低体重児出生となるリスクが高くなるとも言われています。子供の健康にも影響を及ぼすことがあるのです。生活習慣病はもちろん、免疫力をつけることも歯周病を進行させないひとつとなりますので、早めから対策を心がけたいですね。

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attivobodycare at 00:30コメント(0)トラックバック(0)疾患(傷病)  

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