April 11, 2016

トイレの回数?

夜間のトイレ利用 画像2 「就寝中(夜中)に何回トイレに行くのか?」の統計を見ると50歳以上の方の過半数は、夜中に1回はトイレに行くようです。だから、夜中1回というのは、中年以上では「標準的」と言えます。泌尿器科医の間では、夜中に3回以上トイレに起きるのを「夜間頻尿」と呼んでいて、トイレの回数が頻回であることの医学用語を頻尿と呼んでいます。 夜間頻尿の方は、70代の男性で30%くらい、女性では15%くらいと報告されています。そして、夜中のトイレの回数は、高齢者の方では寿命に関係するようです。
 北欧での有名な研究で、高齢者の集団を4年間追跡したところ、夜間頻尿の方は、そうでない方よりも、なんと死亡率は、2倍以上高くなると発表しています。つまり、夜中にトイレに行く回数が少ないほうが、長生きするということになります。
 また、若い方ではというと、「睡眠時無呼吸症候群」との関連が注目されています。眠っている間に呼吸が止まる病気です。いびきが大きく、30代なのに必ず夜中にトイレに行く、という方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。さらに、夜間頻尿は他の重大な病気のサインであることも。夜中のトイレは、日中よりも尿量が少ないのが普通です。しかし、糖尿病、心臓病、腎臓病があると、夜中の尿の回数のみならず、尿量が多くなってくるようです。
 就寝中のトイレに行ったときは、回数だけでなく、量も要チェックです。もし、かなり多い(尿量、回数が3回以上)ようなら、医療機関に受診し、確認していただくことをお奨めいたします。

by頃僕来        クリックお願いします。




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