「絶景道の駅50」 の途中ですが飛び入りです。
先週の土日が久しぶりに晴天だったので、宮崎と鹿児島の4か所の道の駅を回ってきました。
1カ所目に訪問したのは宮崎県の日南海岸にある
道の駅フェニックス です。
我が家を朝9時前に出発し、九州自動車道、宮崎自動車道と走って、3時間40分で到着しました。
この道の駅は3度目ですが、九州を代表する絶景スポットなので、天気の良い日にもう一度写真を撮りに来たいと思っていたのです。
自宅から自分の車で走れる範囲であればこのように天気を見て直前に決められますが、飛行機で行ってレンタカー、といういつものパターンだと、お天気は本当に “運しだい” なのです。
このところ九州もずっと寒い日が続き、お天気も良くなかったので、この日のように終日晴れで雲一つない青空というのは久しぶりです。
ここは道の駅になる前は 「サボテン公園」 というテーマパークでした。
その当時には会社の旅行だとか私的なドライブで何度か来たことがあります。
道の駅になった今、全国有数の “絶景道の駅” のひとつと言えると思います。
“道の駅フェニックス” という名前は、もちろん道の駅の周辺に立ち並ぶ “フェニックスの樹” です。
高速道路の宮崎インターを下りると、このようなフェニックス、椰子の樹、ソテツなどが街路樹として立ち並ぶので、いかにも南国に来たという実感が湧いてきます。
特にこの “日南海岸” は、南国の雰囲気そのものです。
この道の駅は過去にもレポートしているので店内の紹介などは省きますが、皆さんがやってくる目的は、やはりこちらの景色だろうと思います。
道の駅から道路を挟んだ横断歩道を渡ると、展望ウッドデッキがあります。
ここから眼下の日南海岸を見下ろしたのが、次の写真です。
皆さんご存知の “鬼の洗濯岩” です。
たまたま、この日(2月17日)の日本経済新聞土曜版「何でもランキング」の記事が “地層 日本列島の年輪刻む” というテーマで、全国第3位に選ばれたのがこの 「鬼の洗濯岩」 でした。
この地層、海岸線を8kmにわたって広がっていますが、できたのは約700万年前だそうです。
数百回におよぶ巨大地震が基で砂岩と泥岩が深い海の中で積み重なり、それが傾きながら隆起し、波に削られながら海面に顔をだしたものです。
この日は波がキラキラと光り、いつも以上に美しく見えました。
この展望ウッドデッキから、海岸まで下りてゆく階段があります。
今回は、下まで降りてみることにしました。
降り口には、「階段が急なので、体力に自信のない方は下りないように!」 という注意書きがあります。
自信はないけど下りてみなきゃ!(笑)
やはり目の前で見ると迫力が違います。
下りてきてよかったと思いました。
堤防からもう一段階段があり、実際に洗濯岩の上を歩くこともできます。
ここでしか見られない光景、まさに絶景だと思いました。