オッサン日記
オッサン女というのは
最近ワインが分解できなくて次の日に残るようになったり
こってりしたものを食べると胸やけしたり
昼から酒を呑んで背徳感を感じてみたり
若いねーちゃんを肴に酒が飲めたり
携帯メールで絵文字を使わなかったり
ちかごろの女子力が弱い女のことなのですが

やるときはやります。
……たぶん。


このブログ中の写真は無断で使わないでください。
勝手に自分のブログにコピーしといて「借りる」と言い張る行為もダメです。
(それ借りるって言わないから。無断使用だから)
たいした写真じゃないけど、そこんとこよろしく。

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2018年10月 Ubudにはびこるヴィーガン勢

D'waroengを退店しようとすると、
到着時に「隣になにか食い物屋があるな」
とは思ってたんだけど、まさかのヴィーガン料理店

「Nandini Vegan / Vegetarian」

というお店でした。


見よ、このベジの方々を釣ろうとするあざとい看板。
だがしかしこれでは「影武者」がベジの店に見えてしまうという(笑)



なんのヴィーガン料理かはわからんけど、店名からインドネシアまたはバリ料理でしょう。
興味はあったのでメニューないかなあ?、と
店の方にも注視してみたけど、あんまり詳しいことはわからーず。
かといってヴィーガンの店っていい経験ないんだよな……。
おそらくこれからもまずご縁にはならないだろうなぁ。

どんなのメニューがあるのか気になって、
Google Mapで検索して出てきた写真などから店の料理メニューは
壁にそっけなく貼ってあるやつだけですが、内容は……

・ナシチャンプル
・ナシゴレン

・チャプチェイ
(インドネシア風、数種類の野菜炒め煮)
・バッソ(直訳はつみれ汁。春雨が入ってる場合もあり)

以上4種類のみというシンプルさ。
地元のイブがひとりで片手間にやってる感がプンプンします。
さらに「No ONION」というのも売りらしい。
ヴィーガンってタマネギだめなん?
肉でも魚でもないし、乳製品や卵でもないのにさ!(笑)


この店で「ナシチャンプル」をオーダーした場合
どんなのが出てくるのかなと興味が湧いたので
どっかの誰かがGoogle Mapに投稿した料理の写真を見てみると
「ピーナツソースのかかった何かのサテ」
「なにかのつみれっぽい団子が入ったバッソ」
「地入りのラワールの色に似たなにか」

が入っていたりして、ほんとにベジタリアン料理なのか写真からは判別不能。

ナシゴレンはバリ島のワルンでありがちなピンクなベチャーっとしたヤツじゃなく
サンバルのを使ってなさそうな、白い系の野菜チャーハンといった体で
いかにも「薄味でやさしいですよ〜」という主張をしそう。

先にも書いたけど、私らが率先してここに来たいと思うことはないだろうけど
まあニーズはある……のかもしれない。

※Google Map先生によりますと、閉店された模様。お悔やみ申し上げます。
https://goo.gl/maps/ai32tcKfTueZfqWL7 (閉店していても情報は見られる)


で、Google Mapでこの「Nandini Vegan / Vegetarian」というワルンを調べてたら
現在は「Minang Vegan」というパダン料理系ビーガンワルンになっているっぽいのが判明。

興味が湧いたので、ひきつづきGoogle Mapで写真や口コミなどから情報を探ってみると、
普通のパダン料理店では欲しい物を指差しして指定するので、メニューは基本ないのだけど
ここはナシパダン以外にもインドネシア系のベジ系一品料理が揚げ物、スープもの、
サテ、ナシゴレン、炒めもの、ミーゴレンなど、
パダン料理ではない一般的なインドネシア料理があり、週になん日か通っても、
いくつかのメニューで回していくことが可能。


店内も、お皿の上の料理も普通のパダン料理店よりだいぶ小綺麗で、
どう考えてもターゲットは外国人ヴィーガンやヨガやるような意識高い系なんでしょうね。
そのうえゴハンは白米か赤米の二択からチョイス可能で、
かえすがえすも意識高〜いアナタもひと安心だね!
じつはこの周辺、調べれば調べるほどベジの店が増えていて、
なんというかニュークニンではヴィーガンが食い物にされすぎですが、
んなこたー私には関係ない(笑)。




そう、D'waroengのあるJl.Nyuh Kuningですが、この通り沿いはヨガ関係が多くてね
そういう人向けのニーズを見込んだんだと思われます。
ヨガのスタジオ兼、ヨガグッズを取り扱うようなのが、
以前だったらささやかにあったぐらいだけど最近はヨガと距離が遠いアタシらでも
「こんな立派な建物がヨガ関係なのか」
と楽勝で目につくぐらい。
いやー、もしそういうニーズがあっても、あの手の人たちはけっこーワガママで
客あしらいは大変だと思うなあ、まあ頑張って!

2018年10月 D'waroengとニャンコ

今日もサラッと流していきます。
なんせメシツーリズムに近い旅ばかりなので、
基本的にランドマーク的なところには行かないし、
メシと定点観測以外はやることも基本ないんだよー。
今日はちゃんと起きられたので、朝食は宿のジャッフルをいつものように
ツレと二個イチでオーダーしていただきます。
フルーツもニコイチね、あ、前日ジュルッ(バリ島のライム的なやつ)は
前日に個人調達済みよ。

ジュルッの調達は最近のバリ島旅行のルーチンのひとつになりつつあるけど、
これがあるとないとでは、フルーツを食べたりや紅茶などで満足度がずいぶん変わるので
出来るだけ早く調達するようにしてるんだな。

バリ島在住者でも、これを積極的に勧めてくれる人はいないので、
あえてアタシが言おう。
「バリ島に行ったらジュルッはぜひ入手するべしするべし!」
ふー、すっきり。

てか、日本人バリ島在住者はぼちぼちいるはずなのに、
こういう単純で簡単なことも教えてくれない使えない奴らばっかりなんだよなー。
なんなんだよ、あいつらのあの使えなさっぷり!
しかもSNSでデタラメ自然派医学ばかり垂れ流しているし、害悪以上でも以下でもない。
添加物を忌み嫌ってるってなあ、ただのビタミンCだったり、アルコール成分だったり
普通に自然にもあるもののほうが多いんだぜ?
自然派に偏った無知って恐ろしいな。


そんなに添加物が嫌いなら、
添加物の発がん性のウン百〜千倍以上のカビ毒にやられて痛い目にあってしまえ。



まあいい。



そんなわけで今日も食べたジャッフルは「トマトとタマゴ」のジャッフル。
これをツレと二人でわけわけして、軽〜く食べて終了。
シンプルなものですが、味も変わらずこれはこれで「バリ島に来たな」と思います。


で、それからちょっとツレが仕事したり、なんだりかんだり、数時間ほど部屋にいると
スタッフが「掃除したいんだけど」と言ってくるので
(涼しいうちに片付けたいよね、そりゃそうだよ)
あと5分待って、とお願いして、慌てて支度して昼飯タイム。


この日、できるだけ遅くにお昼が食べたかったんだけど、それはここに来たかったから。
はい、いつものD'waroeng

バイクを止めるエリアが少なくなっているので注意


「ちょっと丁寧」な「中級インドネシア料理」を食べたいときにちょうどいいのと、
あるときはあるが、ないときはない、ある意味「運」の要素が非常に強い
「ツナサンバルマタ」
(=マグロに白サンバルを乗せて焼いたやつ)
にありつければいいな〜、というレアメニュー期待感にもよる。
……んだけど、やっぱり普通のナシチャンプルよりはポーションが大きい。
(特にメインの具材)


お店に来たら、いつものスタッフみんな(家族なんだろうね)がアタシらを見て
「あいつらキター」
な体でお出迎えしてくれて、わちゃわちゃとしながら入店すると
他の席には誰もいなかったので、暑がりのツレが好きそうな
扇風機がチョー当たる席に決めて
おー、今日はツナサンバルマタがあるじゃん、と小躍りしつつ
ほかのメニューも決めて、さあ、ビンタンビールまつりじゃ!

かんぱーい☆ ごちーん!


ビンタンを頼んだのだがジョッキがビンタンではないのがご愛嬌

なんかしらんけど、ビールのアテにピーナツも出してくれたよ。
ジンバランのイカンバカールみたいだね、サンキュー!
これはアタシらみたいな常連限定のサービスだろうから、
いつも誰もが享受できるサービスじゃないのね、そこ誤解しないでね。



で、ピーナツをポリポリしながらビールも進み、
それなりに待っていたら、来たよ、今日のランチちゃんたち!
ようこそ我らがテーブルに!

てわけで、オーダーは、先に書いて匂わせた

■ツナサンバルマタ

 

■スモークダック(べべッ・トゥトゥのアレンジ版かな?)

鶏の脚のやられた感がいいよね(分かる人にしかわからない表現)

 


■前菜的な意味合いで頼んだカラマリフライ。
(=イカフライ)

これはイカフライ以上でも以下でもなかった……


いやね、いつもだったらカラマリフライは頼まんのだけど、
「ビールのアテにカラマリフライはどう?」と営業がかかって、
うっかりオーダーしたのだが、案の定というかなんというか、ボリュームが多くて
しかも油が重くてちょっと後悔……。

おう、俺らの内臓はな
ポンコツ
なんだよ!

とはいえおいしいよ。
油に弱い、ポンコツの内蔵を改めて知った日だったわー。

まあ次行ってみるか。


あ、これらは前にも食べてるから平気なのわかってる案件。
普通にうめえよ。
味がちょうどよくしみて、鶏の膝が生々しく残った骨の部分を手で持って、
ホロホロっとでナイフで解体していただいてやるぜ!

ただし、べべっ・トゥトゥは手が汚れます。
それもすごく。
それを乗り越えて俺らは行くのだ!


つけ合わせ扱い(?)の黄色いゴハンも、味が強すぎず油が強いわけでもなく
ただただ付け合せとして優秀。
同じくつけ合わせのウラブと呼ばれる、さっと茹でた野菜とココナツを和えた料理で
バリ島のローカルグルメの中ではド定番だけど、
ドメスティックすぎない〜外国人向けに抑えたのちょうどいい塩梅の味付けで
こういうところが好感が持てるんだよなー。


あのさあ、もうめんどくさいから一言で言うね。
うまいから、これ。うふふふふふ。
これが食べたかったの、こういうのよ、こういうの!


つぎ(なんかいろいろ面倒になってる。これもコロナが悪いのだ)

ツナサンバルマタの出番。

ツナもバカだねー、こんな料理されちゃったらまずいわけないじゃん、
食べられちゃうに決まってるじゃん!
しかもここの綱サンバルマタってバイマックルーも入ってくるんだよ?
焼き加減も完全にかっちり火を通した感じではなく、ほどのどの火の入りで
チョーいけてるし、この値段で食えるんだったら、一度は来たほうがいい。


……ただし私の知人は数度の訪問を経てまだ出会えていない。
ツナサンバルマタ、これにであるか出会えないか、これは運との戦いだと
個人的に思っているので、もしこD'Waroengに行くことがって、
看板にこのメニューがあったなら、一度は試してほしいと
強く強く思う一品です。



で、ご飯食べてたら、ニャンコきちゃってさー。


あらかわいい

一緒にお食事に付き合ってもらいましたのよ?



食後、なぜかニャーンとまとわりついてきたニャンコが
私の膝のうえを「ここをキャンプ地とする!」的に丸くなっちゃって
動けなくなって、どうしたもんかなと思ったけど、
まあそれなりの時間をくつろいでいただいたうえで退店しましたわ。
もしかしたらニャンコはお隣と言っても過言ではない「影武者」の飼い猫かも。



これは私の個人的な印象だけど、顔見知りのお店とは
旅の食事として考えるとそれ自体がイベントにもなるのでとても楽しいから、
ウブドにおいては仲良しさんをつくる努力をする、というのは大事だと私は思う。
別段なにかしらの関係ができるわけじゃないんだけどね。



帰りに夜部屋呑み用のビンタンを補給するためスーパーに寄って
お目当てのものはもちろんゲットしつつ、店内で「glico」謹製のアイス発見。
アイス専用冷凍庫にもglico印。
清水エスパルスのスポンサーであるglicoさまをこんなところで見かけて
なんだかとてもとてもウレシイのであった。

ま、あっという間に溶けちゃうので泣く泣く購入は断念して帰りますが。



平穏な日々バンザイ。

 

2018年10月 Le Moulin(※2019年に閉店)

ぷはー、マッサージで揉まれて気持ちよかったぜ、
バキバキの体もほぐれたぜ(BBAだからな)。
ってなもんで、指圧で揉まれた直後ですが、オイルを使ってないので
そのまま所用をこなしていこー!

 

夕暮れのちょっといい時間帯
 


ウブドに通い始めて20年前後、こう見えても
なんだかんだで付き合いもあれば
なんだかんだで変わらないこともあるわけよ。

馴染みのYさんのところへ頼まれモノのお届け……の体を装って、
Yさんちのワンコ(写真なし)を撫でくりまわしに行く。

アタシらってばワンコ大好きなうえ、Yさんちのワンコは
知らん人にもチョーフレンドリー! のアッパーな性格なコなので、
撫でくりまわしがいがあるのだよ!

ワンコなでくりターイム! キャッホー
かわええ、かわええよ!!!!

べろべろ舐められながら、こっちも負けずに撫でくりまわして
お互い飽きたところで今回は一旦引き上げます。またねー!



そして変わらないやつ。
はい、夕食ね。


ウブドでは地元飯ばかり食ってると野菜摂取度数がどうしても下がるので、
夕食では意図的に野菜、それもビネガー的なすっぱい味を
摂取したくなってくる。
そうすると必然的に、生野菜=サラダ をオーダーしたいわけで
ウブドの夕食では高確率で洋食の店を選んでいるアタシら。


このブログでももう何回目かの登場となっているLe Moulin
もりもりサラダガレットをオーダー。
いやまウブドでサラダニソワーズを食べられるのはアタシが知る限りここだけなのだよ。

 

わかりやすいほどのフランスアピール


昔のウブドは生野菜なんかキャベツとトマトとニンジンとキュウリばかりだったから
こういうメニューはホントにすごいと感じ数年。
亀屋ができてから「いよいよこういう時代がきたのね」とときめいたけど
それもなくなってしまって、いまやこの手のお店はあまりない。
さーて。この後のウブドはどうなるのかな。

ちなみにクラシック・ガレットメニューはこんなん
「クラシックガレット」というだけあって、奇をてらっていない
 


サラダのメニューはこんなの。レギュラーで5種類

サラダの定冠詞は「Les」つまり、男性名詞なのか……


 

店内のオープンキッチンではこんな感じでガレットを焼いていて
そういうのを見学することも可能っちゃ可能。
普段はインドネシア人スタッフが焼いてるけど、たまにオーナーらしき
フランス人のイケメンがやいてることも。

俺らのオーダー

 

 

 

オーダーしたのはいつもどおりのガレット・コンプレット
やっぱこれが一番シンプルで、引き算の美学の勝利!

と、サラダね。
サラダニソワーズ(ニース風サラダ)
 

 

ガレットは二人でひとつ。なぜなら生地が厚めで食べがいがあるからだ
 


まずサラダから

何度も頼んでるからわかってることではあるんだけど、お手製と思われるドレッシングが、
もう少し酸味だったり旨味があったりしたほうがアタシらの好みなんだよね。
ウブドで「今はなき亀屋」のサラダニソワーズが食べられないとなると、
その味がとても懐かしく、ありがたみを感じちゃうんだけど
食べられるだけありがたいわけで、まあ仕方がないんだけどさ。


そしてガレット。
ここのガレットは皮が厚くて食いでがあるのと、ポーションが日本人のより多めなので、
今回は1コだけオーダーした、という次第。
もう内臓がポンコツなアタシらは食が細いんだよ!(情けないわー)。

ただ、今回オーダーした「ガレットコンプレット」の皿には、
ニース風サラダそっくりなサラダがちょこんと乗ってきた(笑)ので、
ちょっとしたサラダかぶり発生、なんかしょぼーん。
まあサラダかぶりはしょうがない、
ガレットとサラダと合わせると、ワインが捗るね、つーところは狙い通り!
なので悪くはないっちゃ悪くないか(笑)。


ウブドという場所で瓶に入ったワインはたまに品質的にアレなことがあるので
できるだけグラスでオーダーするようにしてる。

 

 

そんな感じで、最近ではウブドでも見かけるようになった、
サニーレタス系主体のサラダをもりもり食べて、
「ベジタリアンとはこんな気分なのかしら?」
とか勘違いしながら、ハムだの卵だのチーズだのが入ったガレットをやっつけて
大満足して次へ。
 


なんだけどさー、このお店も、

亀屋に続いてなくなっちゃったんだってよ? 
(2020年1月確認)
ウブドの夜飯事情が、もういろいろ困るレベル。

 


次つってもいつものアンカサだけどね。
俺ら安定感あるな。


この日は日本でやってた日本シリーズをアテに
一口カツ

よき揚げ具合&キャベツの千切りも酒のアテに最適

塩ラーメン(小ポーション)

海苔がなにげにいい仕事してるのですよ


この塩ラーメン、日本で作ったら原価どれだけになるんだろうね、ってぐらい
鶏の味がスープからするんですよ。
帰る前にどんだけ食べるのかいまからおらワックワクするぞ。


でぐだぐだと。
なおこのとき、日本シリーズやってて、日本からの野球の試合映像を見ながら
やはりぐびっと、ぐだぐだと。



そんなわけで今日もおしまい。
今日も飯ツーリズムな1日でしたよ。


【旅のおこづかい帳】
■Le Moulin



■和るん あんかさ

 

 

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