'16.Oct SQ655 福岡→シンガポール -1 | オッサン日記

'16.Oct SQ655 福岡→シンガポール -1

福岡空港のシンガポール航空スタッフお手製すぎるボードに見送られて
SQ655の機中に入りました。
よーし待ってろ、ビジネスクラスのシート!(わくわく)


自分の席を確認して荷物などを上の荷物入れに収納したら
慌ただしくまだ荒れてない状態のシートを記念撮影。

こちらのシートも本革。そこはかとなくヨレちゃっうのが本革の宿命

 


このシート、いちおうビジネスクラスなのでそこそこ快適なシートではあるけど
残念なことにシンガポール航空の中でも、今回搭乗したA330-300のシートは
いちばん底辺、松竹梅でいうところの「梅」に相当する
ビジネスクラスのシートだったりする。

最新鋭のクラスや

※シンガポール航空公式サイトより引用

 

 

クラスの

※シンガポール航空公式サイトより引用

 

 

シートが装備されてるシンガポール航空のビジネスクラスは、
残念ながらANAの特典航空券では手配できないルールになっているので
おまえらのビジネスクラスで我慢しとけ、ってことらしい。
 

 

※シンガポール航空公式サイトより引用

 

 

くっそ、セコイぜ、シンガポール航空。覚えてやがれ!

まあそれでもSKYTRAX社が5スターを与えているエアラインなんだから、
一番低いビジネスクラスでもそこそこ快適だと信じたい。


さて鼻息荒くかなり早い段階で乗り込んだので、CAがウエルカムドリンクをドーゾって
シャンパン、シルバークリススリング、ジュースの3択で勧めてくれましたが、
もう喉が渇いてたんで、シャンパンを選択。
グビッと男らしく呑んでやった。まあ女ですけど。

 

グラスはあんまりかわいくないけど、倒れにくい感じで安心感はあった

 


ちなみに「シルバークリススリング」とは、ジン、コアントロー、オレンジジュース、
パイナップルジュース、シャンパンで作られたカクテルですが、
たぶんシンガポール航空のオリジナルカクテルなんじゃないかな。
このときは飲まなかったけど、そのあとで「せっかくだから」とあとで呑んでみたら
あま〜い、オンナコドモの呑むお酒の味がした。
まあアタシも女なんだけど。



ではシャンパンを呑みながら、シート周りのチェックに入ろう。


「梅」クラスのビジネスクラスなので、大きな期待はしてなかったんだけど
シート前面はいまどき標準とも言える大きさのモニターだった。

 

この方のシートに接したことはなかったので、ちょっと楽しみだった

 

 

アタシが好きだったマレーシア航空のビジネスクラスの1.3倍、いやもっとあるかな。
とにかく画面が手元からでてくるタイプではなく、前席の背になったせいで
若干遠くなったけど、そういうところは大きさでカバー。
さらに最近のモニターなので、画像もなかなかキレイになっていた。

 

↓手元から出てくるタイプのモニターの例

 

 

その下にはなにやら小物入れが2つ。
奥ゆきがそれほどないので、週刊誌サイズの本を入れておくのは無理かな。
メガネとか小物を入れとくのには便利そうだったけど、
かえって忘れそうな気がする。危険。


モニタの横に上下に並んで用意されてある、機内誌の類といっしょに
機内食のメニューと、ヘッドホン。

このヘッドホン、ノイズキャンセリング機能つきでなかなかGOOD!
ビジネスクラス以上だとエアラインによっては

ノイズキャンセリング機能つきのものを用意してあることも少なくないんだけど

いままで使ったことのあるノイズキャンセリングヘッドホンの中では

別格にノイズをキャンセリングしてくれて
実際、装着しただけで、あえて音は流さなくてもかなりノイズは消える、
……というスグレモノでした。

やるなシンガポール航空(のビジネスクラス)。


そのほかは上着を引っかけておくヤツ(あれはなんて言うんだ?)とか


ペットボトルを入れておく用のホルダーとか


並び席の共用のひじ掛けの下ところにもちょっとした物が置けたりとか

 

確か電源もこのあたりにあったんじゃなかったっけかな?

 

 


シートを倒す電動スイッチ類とか

 

外側のひじ掛けをパカッと開くと、シートを操作できるコントローラーがコンニチワ。
その右横側面にモニター操作のコントローラーがセッティング

 

 


あと、写真に撮るのは忘れたけど電源とか、モニタのコントローラーとか
まあそういうのも当たり前のように装備してた。
 

 

手触りがよかったのと、落ち着いた色がマル

 

 

毛布も、エコノミークラスの「ちょっと厚めの布です」のアレじゃなく
ふかふかのお布団に近いタイプで、手触りもよかった。
なんかシートが広いから、毛布の質が高いと包まれてる感がうれしいんだよね。


頭部にセットされた読書灯は、ニュッとマイクが生えてる感じのアレじゃなくて
埋め込み型なんで邪魔じゃないということと、明るさも何段階か選べて便利便利。
ま、今回は昼間のフライトなので使うこともないだろうけど……。


まあそんなこんだで、居住性は悪くないです。
梅クラスのシートのくせに快適じゃねーか、コノヤロー!
(誰に怒っているのかわからない)



ドアクローズして動き出すと、さっき乗ってきたSFJも動き出してた。
そっちも次の目的地へいってらっしゃ〜い。