'16.Oct SQ655 福岡→シンガポール -2 | オッサン日記

'16.Oct SQ655 福岡→シンガポール -2

福岡空港も混雑しているようで、多少待たされたけど

成田やスワンナプームのようなひどい離陸渋滞はなく

シンガポールに向けて離陸していきました。
A330は中〜大型機なので、なかなか力強い離陸でいいねえ。
そんなA330のビジネスクラス席の埋まり具合は8割ぐらい。
ほぼ埋まっている状態に、歯抜けのように空席がある感じ。

いつもやってる羽田からシンガポール乗り継ぎでバリ島に行くときは
B772かB774あたりなので、A330の搭乗したのは、
たぶんAirAsia Xか、チャイナエアラインでどっか行ったとき以来かな?
アタシあんまりA330のお世話になることないんだよね。



で、東京からせっかく福岡まできたのに「大好きな福岡らしいこと」が一切できず

それならせめて上空から中洲が拝めたらいいな……と思ったけど、

それも叶わず……この日のルートは中洲の上空を飛ばず、無念だわ。

 

機内食なんにすっか会議中

 

 

で、高度が安定したら機内食の 御用 メニュー聞きが来た。

このときのビジネスクラスのメニューはこんな感じ。

(クリックすると読めるぐらいに大きくなるよ)

 


 和と洋、魚と肉が3種類 

 

 

 「花恋暦」とゆー懐石チックな和食 

 

 

 

今回これがさあ、11A、11Bの席から聞き始めて、イヤな予感がしてたんだけど
途中から、リクエストを聞く度にギャレーに確認に戻るようになってて
これはもしや売り切れたヤツがあるんじゃないか?

とアタシは睨んだんだが

ビンゴだった(泣)


アタシら、ツレと機内食をどうするか会議して、今回はビジネスだから
たとえ被っちゃっても二人とも食べたいものをオーダーしようぜって決めてて
で、案の定被ったんだけど(笑)、和食の総菜が少しずつ用意された
「花恋暦」という、

京都の料亭菊乃井の村田シェフがプロデュースした創作料理があって、

それをチョイスしようと固く心に決めていたのね。


で、それがね、売り切れなんですと(泣)。
アタシらの席は14Hと14Kで、ほぼ最後にオーダーに来やがりましてね。

なんでアタシらが譲歩しなくちゃいけないのかまったくわからないが
オマエらに出す「花恋暦」はない、んですと。


まあそりゃあ特典航空券でタダで乗ってるけどさー、
シンガポール航空様のマイレージの会員じゃないけどさー、

せめて2人のうちどっちかの希望は通すように別の客と交渉するとか、

そこはもう少しなんとかしてくれよ、マジで……。


じつはシンガポール航空には「ブックザクック」という事前オーダー式の
機内食が機内メニューとは別に選べたりする。

 

公式サイトのブックザクックのページより。
村田シェフの花恋暦が食べたかったんだよう……(泣)

 

 

が、福岡発のこの便はブックザクック非対応の便で利用できず……。
もし利用できたら、絶対にオーダーしていたのに。

福岡発の便は機内食をあのロイヤルホストのグループ社である
「ロイヤルインフライトケイタリング株式会社」が調理している都合上
いろいろ「ブックザックック」できない理由があるものと推察……。




この事態を日本人CAがどう治めるのかと、出方をうかがってみたのだが
「こちらも和食ですので……」と「魚介の朴葉焼き」を勧めてきたのだわ。

アタシは岐阜県民ではないが、よくいただき物でもらった朴葉味噌は好きなので
じゃあアタシはその「魚介の朴葉焼き」にしてやるよ。
全然それにしたくないんだけどな!

和食ならなんでもいいわけじゃないんだから「花恋暦」を持ってきてよ。


ツレは……しょんぼりしながら「牛フィレ肉のグリル」を選んでた。


ここまでの感想は、ポーチ式のアメニティーセットもくれなかったし
(バラバラに欲しいもの使って方式)なんだかいろいろとしょんぼりなフライト。


で、飲み物のリクエスト聞かれたので、バカのひとつ覚えで恐縮しつつ)(誰に?)
シャンパンをお願いしたのね。

 

 

 

で、ちうちう呑んでたらさー、一緒のワゴンで「サテー」を持ってきたわ。

な、なんだってー!

そうか、マレーシア航空だけじゃなくて、シンガポール航空もこれ出すのか!
メニューに載ってなかったから、出さないと思ってた!


 


シンガポール航空のサテーはマレーシア航空のサテーと比べて、

盛りつけも似ていたし、鶏肉と牛肉の2種類がある、というところも同じだったけど、
マレーシア航空のほうは、肉のブロックが若干大きくて、

それだけでけっこうお腹に貯まるし、女性がひとくちでかぶりつきづらいサイズ。

 

【参考:マレーシア航空のサテー】

 

 

【シンガポール航空のサテー】

鶏2本と牛1本にしてもらった

 

一方、シンガポール航空のサテーは日本の焼き鳥より若干大きぐらいのサイズで
一串でお腹いっぱいになるよ?、な量じゃないのもいい。
そのうえ味つけもけっこうレモングラスが効いていて、エスニックさが前に出て
味の方向性的になにがしたいか非常にわかりやすい味でこちらもマル。

ま、添え物の野菜はちょっとノーサンキューですが
(ツレ曰く、タマネギが辛かったそーです。アタシは手をつけず(笑))



……と、サテーはおいしかったんだけどね、サテーを出すとは知らなかったから、

 

機内食の前菜と合わせたらいいかもって、シャンパンを頼んだのよ。

シャンパン自体はおいしいんだけどね……

 

 

でもね、サテーにシャンパンは絶対合わないのは

アタシらはマレーシア航空で嫌というほど学んだわけよ。

サテーが出ると知っていたら、最初にオーダーしたシャンパンといっしょに
ビールも合わせてオーダーしていたのに。
もうね、絶望的なほどサテーとシャンパンは合わないのに、
またこの組み合わせをやっちまうと言うトホホなアタシらなのだった(泣)。

 

 


シンガポールへのフライトはまだまだ続く……