3万人調査で読み解く日本の生活者市場

3万人調査で読み解く日本の生活者市場―ニューノーマルがわかる88のポイント/日本経済新聞出版社

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世代の背景から、生活者を読み解く。

焼け跡世代。

団塊世代。

しらけ世代。

バブル世代。

氷河期世代。

ゆとり世代。

それぞれ、例えば弊社の社員さん（内定者2名含む）の

世代マップを考えてみましょう。

なんと、⑤の氷河期世代。つまり、１９７０年～１９８６年うまれ。

この世代が、大阪の統括部長キングを筆頭に、

チーム６０hzの３名、そして、ニオイ刑事、クサ相棒、ジャイアンと、

実に６名が、ここに入っているのです。

いわゆるロスジェネ世代が、弊社の中核コアメンバー。

あとは、１９８７年以降の、いわゆる、ゆとり世代。

ここに悪臭スナイパー中丸と、内定者２名の合計３名。

あとは、しらけ世代が１名、団塊世代が１名といったところ。

この「世代」がばらけていた方がいいのか、固まっていた方がいいのかは

本書からは読み解けませんが、今の弊社を考えると、

元役員がバブル世代であり、一人だけ感覚がおかしかったのも

納得できますねぇ・・。

この次には、さとり世代が続くとも言われていますが、

まずは氷河期世代がゆとり世代を教育して育てていけるかが、

弊社のオーガナイズのキーポイントになるかもしれません。

バブル世代は、バブル期の浮かれた感じ、体験した楽しさ、

消費の価値観が忘れられないでいるのですから。

バブルアゲイン！を願うのかもしれませんが、

バブルをしらない世代にとっては、浮き沈みの「沈み」が

当たり前の経済なので、バブルなんて知らないし、不要です。

あとはエリア別のいろいろも興味深かったです。

例えば、京都や大阪、兵庫という関西では、

持ち家は中古住宅で・・と本書には書かれています。

愛知は、祖父母の財布が大きい。

これは、弊社のプロサービス分野においては、

マーケティングと実際の仕事の受注率や問い合わせ内容が

けっこうどんぴしゃでリンクするな～とか思ったり・・。

普通に、統計的な読み物としても楽しめますし、

自社のマーケティングや営業としても活用・応用できる一冊だと思います。

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