プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす３５の方法

プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法/すばる舎

￥1,512

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本書を読んで、改めて、

「弁護士のプロというのは、つまりは交渉のプロであり、

心理学的な部分にも多くの体験が詰め込まれていくのだろうな～」

と思いながら、自社にも当てはまる事例などを参考にしつつ、

これまたあっという間に読了してしまった興味深い一冊です。

「信頼される道具」を選ぼう

・・

確かに、分厚い六法全書を抱えた弁護士の先生は、

それだけで偉いものに思えてしまうとか、

ドイツ語でカルテを書いているお医者さんはえらい人・・とか、

弊社でも、臭気判定士に相応しい道具類やしぐさがある方が

信頼を得られやすい経験をした事があります。

第一印象も大事。信頼される道具を選ぶ、早速メモメモ。

名著に学ぶ！好かれ方の極意

・・

影響力の武器と、人を動かす。

どちらもニオイ刑事は、何度も読み返していますが、

本書からまたまた読みたくなりました。

人を動かすの手紙の例は、実際にそれを応用して、

大きな仕事に発展させる事ができた経験もあります。

影響力の武器も、それを日常やビジネスシーンで

当てはめながら読んでいくと実に興味深いです。

「職業としての敵意」にムダに怒り返さない

・・

戦略として怒っているという事。これは最初、交渉の経験が

浅いうち、あるいは若いうちは、なかなか判断できないかもしれません。

ニオイデカも最近でこそ、いろいろわかってきましたが、

それでもまだ、見抜けないケースもあります。

本書の教え「疑え。真意を探れ。」をまず、冷静に思い出そう。

「共通の敵」のつくり方

・・

弊社でも、自然とこの、共通の敵ができていく事によって、

社内の結束というか、方向性というか、定まっていく事があります。

皆それぞれ、個はバラバラでも、和して属さずのメンバー。

いざとなれば、実は共通の敵に対して、一斉に戦闘態勢に

入れる組織力を持っていると、この１年２年の出来事から

ニオイ刑事は確信を得られました。いい仲間に恵まれた。

説得力は「背景」で決まる

・・

石井さんは、コーヒーを飲むと胃が痛くなるが、

心理戦の場では皆がコーヒーならコーヒーにする事で、

共通点を一つでも多く作っておくと書いておられます。

ニオイ刑事も、中国やタイでは、やはり共通点を多くするために、

苦手なお酒でも飲みます。

「自分、お酒飲めないんで・・」では説得力が出ないからです。

されど契約書は紙切れである

・・

これはやはり、契約という事のむつかしさや落とし穴など、

様々な現実にぶちあたる事も少なくないですね。

弊社でも最近は、どんな小さな契約書類でも、一応は

顧問弁護士の先生にチェックいただいています。

こんな小さな書類でもいいのかな？と思いながらも、

やはり、知識のない部分ではどんなトラップにはめられても

気が付けないからです。

最後に、

「いまはツラいかもしれないけど、全力で立ち向かうんだ。

そうしないと、後悔するよ」

という、プロ弁護士になった石井さんの駆け出しの頃の戒めを

書かせていただいて、ガサイレを終わります。

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