ニオイで女性に嫌われない方法」(電子書籍限定)の著者、

におい刑事(デカ)/臭気判定士(国家資格)の松林です。

 

 

鬼谷子。これ、読めますか?

「おにやっこ」と読んだ人は、とりあえず、

これ、読んでみて下さい(笑)。

 

 

もちろん、「きこくし」と読めて、中国古典の事だな・・と

わかった人はなおさら、読んでみて欲しい一冊です。

 

 

知られぬことが陰

・・

あからさまに他人を動かし、その功績を誇るような人間は、「鬼谷子」の術から言えば愚か者。

かっこよく大活躍してヒーローになろうなどとは思わない事。

プラスの活躍を他人に知られることは、それと同じ量のマイナスを

他人の心中に植え付けることと知れ。

陰と陽。これらは常に一体なのですね・・。

いろいろなシーン等を振り返ると、何となく思い当たる部分も多々あります。

鬼谷子の術、おそるべし。

 

 

当てにならない5つの言葉

・・

判断力を失っている人間の言葉「病」。

なにかを恐れて言わされている「恐」。

塞ぎ込むあまり本心を明かさない「憂」。

怒りにまかせて言う「怒」。

有頂天になっているときに言う「喜」。

こうした言葉を聞くときは、どこに真実があるか詳しくはかれとのこと。

どんな人間の言葉にも利用できるところとできないところがあり、

その最も優れた部分を聴き取ることができてこそ、鬼谷子の術。

う~ん、これを考えながらしゃべるのは至難の業だな・・。

 

 

知らすべき相手には、知らしむる

・・

秘密にすることと知らせることを適切に操作すること。

話すべきときに隠せば、勘繰られてしまう。すると亀裂が生じる。

知らすべき相手には、知らしむる。そうすれば相手とのつながりも強くなり、

余計な失敗の亀裂はなくなる。

そう、周密。周密は、存在と滅びの門の開閉を操り、人を動かす。

ふむふむ。とても大事な術のようですぞ。

 

 

隠された狙いのある5種類の言葉

・・

1.相手にへつらう「ねい言」

2.知識をひけらかす「ゆ言」

3.断言長の「平言」

4.相手を心配する様子の「戚言」

5.聞き役に回る「静言」

こうした言葉を言う者には隠された狙いがあるとの事です。

飛び込みで売り込みにくる営業パーソンなどは、

この手の言葉を使うケースがなんと多い事でしょうか・・。

 

 

プレゼンの4つのルール

・・

一つ目「プラス材料を大きく語り、マイナス材料は小さく語ること」

二つ目「相手とのやりとりでは、ダラダラ語らず、端的な言葉で素早く応じること」

三つ目「なにかを主張するときは、事実に基づくこと」

四つ目「反論するときは、相手の言い分をよく聞き、スキを逃さないこと」

と教えてくれています。

「飾言」「応対」「成義」「難言」という4つの教えも頭に入れておきましょう。

ここら辺は、あまり深く考えなくても、ある程度、頭に入れておくだけで

十分活用しやすい部分かなと思います。

 

 

まあ、ラノベになっていて、大変読みやすいのですが、

鬼谷子の術そのものは、頭では理解できても、実践していくのは簡単ではないので、

本書は実践編のドリルのような位置づけだと思います。

 

 

タイトルがちょっともったいないように感じますが、

人心掌握術としては、どの階級、どのポジションでも、

読んでおいて損はない一冊だと感じました。

 

 

今日からヒラ社員のオレが会社を動かします

 

 

 

高橋健太郎さん著/草思社さん刊行

でした。

 

 

 

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