大阪市中央公会堂へ行ってまいりました。
昔は中之島公会堂と呼んでいたような気がしますが、
名前は変われど、美しい建物であることに
変わりはありません。
ここで行われたのが CO-SEIチャリティコンサート。
レトロな内装が素敵なんです。
このコンサートは
大阪厚生信用金庫主催のイベントで、
売上金は緑化や自然保護を目的とした
「大阪みどりの基金」に寄付されるんですって。
第Ⅰ部は相愛ウィンドオーケストラの演奏、
第Ⅱ部で宝塚歌劇OGコンサートという構成でした。
【第Ⅰ部】
指揮 飯塚一郎さんのもと、
相愛大学の有志130人の演奏は
聞き応えがありました。
私は1階3列目センターに座ったので
音の波がビリビリと体を震わせるのがわかりました。
演奏している学生さんたちの真剣な表情、
ときに楽しそうな笑顔、
それを見ているととても幸せな気分。
そして、近くで見ると
金管楽器はライトを浴びてきらめくし、
ピアノやウッドベースは存在感を示しています。
どうしてこんな形になったんだろうなぁと
不思議に思うような複雑な形の楽器たち、
それぞれが美しいんです。
そこに人間が息を吹き込んで湧き起こる音も美しい。
感動しました。
演奏曲目は
●テトラ・テトラ
●「海の上のピアニスト」ハイライト
●東京ディズニーシー・メドレー
●「となりのトトロ」コレクション
●ブラジル
●キャンディーズコレクション
アンコール曲
●みんながみんな英雄（オクラホマミキサー）
最前列の奏者さんの譜面台に何かが当たり
譜面が客席にまで飛び散ったり、
「ブラジル」では掛け声が終わってから
スポットが当たるなど、
ハプニングもありましたが、
みんなニコニコ、若いって素敵。
相愛ウィンドオーケストラ定期演奏会が
11月13日にシンフォニーホールで開催されるそう。
ご成功をお祈りしています。
【第Ⅱ部】
ご出演は平みちさん、しのぶ紫さん、美乃杏花さん、
ピアノが佐伯準一先生という安定の宝塚メンバーに、
ベース 大森成彦さん、ドラム 小林亮さん。
開演前にモサクさん達の楽屋に伺うと、
皆さままだ私服でいらっしゃいましたので、
お写真はお願いせずにご挨拶のみで失礼しました。
演奏曲目は（敬称略）
●愛あればこそ（「ベルサイユのばら」）／三名
●白ばらの人（「ベルサイユのばら」）／三名
●君はマグノリアの花の如く
（「風と共に去りぬ」）／平みち
客席降りあり
●美女と野獣／美乃杏花
●365日の紙飛行機／しのぶ紫、美乃杏花
●昭和歌唱メドレー／平みち
真赤な太陽（美空ひばり）
喝采（ちあきなおみ）
古い日記（和田アキ子）
危険な二人（沢田研二）
別れの朝（ペドロ&カプリシャス）
夜明けのスキャット（由紀さおり）
また逢う日まで（尾崎紀世彦）
●ひとかけらの勇気（「スカーレットピンパーネル」）
／しのぶ紫、美乃杏花
●宝塚メドレー／三名
おおタカラヅカ
タカラジェンヌに栄光あれ
モン・パリ
●そして今（「アンドナウ！」）／平みち
アンコール曲
●すみれの花咲く頃／三名
今日のお客様はバリバリの宝塚ファンばかりではない様子。
ですから宝塚の曲は新鮮な気持ちで、
歌謡曲は懐かしく聴いておられる雰囲気でした。
いつ拝見してもモサクさん（平みち）さんは、
年月が止まっているとしか思えません。
いつか外見年齢で追い越す日が来そうで怖い！！
最初は白い燕尾服のサイドにレースがついた
宝塚の男役さんらしい衣装。
足元はルブタンのハイヒールです。
途中で、ラメの模様が入ったタンクトップに黒のワイドパンツ、
その上から白いジレという装いに変身。
ノースリーブで腕を出せるってことに驚愕！
（そこか？！）
もちろん美しいんですよ。
さすがなんです。
宝塚歌劇団のトップスターという称号は生涯ついて回ります。
退団から何年経とうとその称号を背負い、宝塚を知らない人にも
「さすがねぇ（ため息）」と言わせる、すごいです。
しのぶ紫さんと美乃杏花さん。
いろいろな舞台を見て、いつも思うんです。
宝塚歌劇団の娘さんは本当に素晴らしい！！
腕から手にかけてのライン、
首から肩のライン、本当に優雅です。
そして所作がとても美しい。
歩くとき、小走りに舞台を移動するとき、
深く腰を落としてお客様にお辞儀をするとき、
何気なく見えて、どれほど美しいか。
外部のミュージカルを見ると、女性陣に驚くことがあるんですよ。
「げ、なんてガサツなんだ！！」と。
そして思うんです。宝塚歌劇の娘役さんは素晴らしいって。
今日のお二人ももちろん、宝塚歌劇の娘役さんならではの、
男役さんを立てつつ、ご自分も輝いておられました。
お衣装は、幕開きは しのぶ紫さんが黄色、美乃杏花さんがピンクのドレス、
次にお二人共が白いドレスにお着替えされていました。
しのぶ紫さんのソロがなかったのがちょっと残念でした。
（「365日の紙飛行機」は しのぶさんのソロだと予想していたので）
本編に無関係な話を。
司会のかたが、宝塚歌劇の紹介をされるときに、
平みちさんを男役、しのぶ紫さんのことを女役、美乃杏花さんを娘役と
紹介されまして、私としては、しのぶさんも美乃さんともども
娘役さんだと紹介していただきたかったなぁ。
それと「タカラヅカジェンヌ」っておっしゃったのに違和感。
「タカラジェンヌ」でお願いします。
揚げ足取りですみません。
声が美しく、聞き取りやすいトーンで配慮が行き届いた司会でした。
ところで、今日は開演間に撮影禁止のアナウンスがありませんでした。
そのせいか、みんな写真撮りまくり。
「え？良いの？良いの？」
よくわからなくて我慢していたのですが、
すべての演目が終わり、主催者からの花束贈呈のときに
撮らせていただきましたよ。
向かって左から佐伯準一さん、美乃杏花さん、 大森成彦さん、
平みちさん、小林亮さん、しのぶ紫さんです。
小林さんのお名前は「こばやし あきら」さん。
結構ウケていました。
紹介はなかったですが、確か今日は佐伯準一先生のお誕生日のはず。
お誕生日おめでとうございます！！
このコンサートはチャリティということもあり、
チケットのお代金は破格の1,000円！！
なんというお値打ちでしょうか。
本当に楽しかったです。
東京にお住いのモサクさんですが、
今月は10月28日（土）に尼崎市総合文化センターで
「2017平みちコーヒーブレイクin尼崎」があります。
その他のスケジュールについてはこちらでチェックしてくださいね。
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【おまけ】
中之島公会堂と呼ばれていた頃、中之島まつりでの写真。
向かって右端が私です。
確かゴールデンウイークだったのでしょう、
柏餅を食べようとしてます。
大学のクラブ（箏曲部）の幹部４人で、
公会堂の下見に行った時に撮りました。
ああ、懐かしい。
写真掲載については、名前を出さなければOKと、
許可をもらっています。
私たち、若かったのね。
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