自分で自分を好きになる
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今日はプールを休みにして、昼はゆっくりしていました。仕事も忙しかったのでこれで良かったと思います。私は「○○しなければならない」とか「○○であるべきだ」と思うようなことはしません。「泳がなければならない」とか「泳ぐべきだ」と思うと泳ぐ事がちっとも楽しくないので、そういうことはしません。昔はそのように思っていましたが、そういう考えは良くないと思います。
私のところへ来ている人達でうつの症状を持っている人は、「自分はこうあるべきだ」という考えが根底にあって、そうでない自分を好きになっていないという事に気づきました。「こうあるべきだ」という考えをどこかで自分の潜在意識に刷り込まれて、そうなっていない自分に苦しむのですね。それはしんどい生き方になると思います。
私は楽しんで泳いだり、修行をしたりしているので、そういうことをしている自分が大好きです。仕事も一生懸命するのが大好きなのですね。だから毎日好きなことをしていて幸せを感じられるのだと思います。「泳がなければならない。修行をしなければならない。仕事をしなければならない。」と思うと人生がちっとも楽しくありません。
だからまず最初に、自分の脳に刷り込まれた「こうあるべきだ」、「ああでなければならない。」という考えをまずは捨てる事が大切かなと思います。人は「こうあるべきだ」とか「こうでなければならない」とよく言います。私の両親も、今から考えるとそういうことをよく言っていました。こういうところから「自分はこでなければならない」というイメージが自分の中で作られていくのでしょうね。だからいつの間にか立身出世型の価値観が私の脳に刷り込まれて、私は外資の社長になったのだと思います。なったのはいいのだけれどもちっとも幸せではありませんでした。
「成功とはこうでなければならない」と思っていたのでしょうね。アメリカ本社の敵対買収騒ぎで社長をクビになってから10年間苦しみましたが、そこで自分の「こうでなければならない」という考えが変わっていったのだと思います。私はクビになった時にうつに非常に近いところまで行ったと思いますが、うつにはなりませんでした。それでも「社長をクビになった自分には何の価値もない」と感じたものです。
その時はとっても辛かったですね。そこから10年間苦しんで何が変わったかと言うと、自分にもまだできる事があると思い直したことですね。そこから少しずつ自分に向いている事をはじめていきました。今は毎日仕事や修行や水泳で変わっていく自分が大好きです。「自分は自分、人は人」と考え直し、世の中一般の「こうあるべきだ」という成功の概念から離れたことが、一番良かったのだと思います。
うつから脱却するのに一番大切なのは自分を肯定する事です。単純に自分を好きになることなのですね。何かと比べながら「私なんか大したことはない」と自分に対して思わないことです。自分と他人、社会などと自分を比べないことが大切なのです。そして今の自分の存在を比べない立場から見直して、自分ができる事に楽しみを見出す事が幸せにつながります。
人生は放って置いても嫌な事も起こりますが、それがどうしたです。自分が好きになることを少しずつ始めて、自分を好きになっていけば良いのですね。決して他人と比べて競争しない事です。そして自分を好きになる。それがうつや心の病から抜け出す近道だと思いますよ。自分で自分を好きにならないと幸せにはなれないのです。幸せを感じる人生を歩みたいのであれば、まずは色々欠点だらけの自分を好きになる気持ちを持つ事ですね。どうせ世の中にはパーフェクトな人間など存在しないのですから。
合掌
仏光
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