落ち込まない心 | 仏光さんの心の相談室

落ち込まない心

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今日は水曜日で筋トレに行ってきました。最近筋トレは絶好調で気持ちが良いです。昼休みは時間を工夫しないとなかなかゆっくりとトレーニングする時間ができないのですが、今日も何とか時間を作って行ってきました。夕方には一時間半ほど自由な時間ができたので、留守番をスタッフに任せて仕事場から15分の近くにある温泉に行ってきました。筋トレした後だけに凄く気持ち良かったです。この温泉は今日初めて行って来たのですが、空いていて、お湯も良かったのでスタンプカードを作ってもらいました。10回行くと1回ただになります。

 

温泉からまた仕事場に戻って夜の仕事をしました。こういうことができるのも自営業の特権かもしれませんね。まあできるだけ長く今の仕事を続けて行きたいです。目標は死ぬ前の日までですね。今日はこのようにとても良い日だったのですが、昨日は思い通りにならないことがあって気持ちが沈んでいました。生きていると必ずこういう日があるものです。

 

私は落ち込みそうになった時には「人間万事塞翁(さいおう)が馬」と自分に言い聞かせます。この人間万事塞翁が馬は悪いと思っていることの中に本当は良い芽が育っていて、良いと思っていることに中にも悪い芽が育っているという意味です。詳しくはネットで検索してください。私はこの格言が大好きです。

 

実際自分の人生を振り返っても、まさしく「人間万事塞翁が馬」でした。アメリカの上場企業で役員として、また日本の現地法人の社長としてブイブイ言わしていた時に、本社が敵対買収に遭い、あっという間にプータロウになりました。その時はどん底でしたが、10年間苦労した甲斐があって今は自分で事業をする事ができています。それどころか禅の修業で仏光さんになり、価値観も180度変わって今はビジネスマンをしていた頃より、仕事で人様のお役に立っている実感があって100倍幸せです。

 

一番良かったのは収入や社会的地位など世間一般で成功と言っている価値観から脱却して、何が人として一番大切なのかが分かった事です。私はこれにより本当に救われたと思います。あのまま役員で社長として今60歳の定年退職を迎えていたら、私はとんでもない傲慢な糞ジジイになっていたことでしょう。これこそ人間万事塞翁が馬ですね。悪い悪いと思っていたことの中にちゃんと良い芽が育っていたのです。

 

それでもうまく行かない事があると落ち込みそうになります。でも自分に人間万事塞翁が馬と言い聞かせると元気が出てきます。昨日は思いがけずがっかりする事があったのですが、人間万事塞翁が馬と思っていたら、今日はとっても良い日になりました。だから良いことがあっても浮かれることなく、悪い事があっても落ち込むことなく過ごしていける術を自分の身に付けることは大切ですね。

 

今年のはじめ健康診断で糖尿病と高血圧が発覚しても、慌てず騒がず「人間万事塞翁が馬」で食事の内容を変えて、水泳に加えて筋トレも初めて、お陰さまで今身体は糖尿病になる前より良くなって絶好調です。糖尿病も病院に行かず、薬も飲まず3週間であっという間に治りました。人生を過ごしていくと悪い事も必ず起こります。でもそこには良い芽も育っているのです。だからそんなに落ち込む必要はありません。人生は何事も「人間万事塞翁が馬」ですね。これは元気が出る真理だと思いますよ。

 

合掌

 

仏光

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