昨晩、ハワイからLAに戻ってきました。


しあわせのいずみ

今の生活スタイルは、
日本、ハワイ、ロサンゼルス、サンフランシスコを、
毎月のようにあちこち行ったり来たりしておりますので、
飛行機に乗ることが頻繁にあります。


日頃は、

 今はロサンゼルスにいる、とか、
 ハワイにいる、とか、
 日本にいる、東京にいる、

とか思っていますが、

飛行機に乗っていると、

”あぁ地球にいるんだな”

と感じます。


しあわせのいずみ

本当は、とてつもなく広い広い
宇宙空間にいるんですよね。


大きなものを見れば、
小さなことを、小さなことだと
思えてくることもあります。

国同士、争うために、
生まれてきたわけではないですよね。

何かのナンバー1になるためでもなければ、
自分の正当性を認めさせるためでもなく、
三毒五欲を満たすためでも、
それらに振り回されるためでもない。


”人類は本来、家族であり、喜ばしき友である”


心から、そう知らされて、生命の歓喜をともに味わうため。


極大の時空に対比すれば極小の、
わが人生を見据えても、
その意義が滾々と湧き出ずる
此度只今の生命に合掌。(^人^)



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 ~また、お会い致しましょう~ ^ω^)

浄土真宗の僧侶の立場で、お盆に一言。



どんな風に見える人にも、...
順風満帆なときもあれば、
こんなにも生きるとは辛いものか、
もうダメだと絶望する時もあります。
運命は決められている、
と嘆く声も聞こえて来ます。


しあわせのいずみ

しかし、本当は、
これからの人生は、
まだ、何色にも染められてはいない。

生まれた時から決まっている未来は、
「いつか死ぬ」これ一つ。

他に確実な未来など、何一つ無し。

”現在の行動、アクションで、
 未来はどうにでも変わりゆくもの”

そして、

”死という確実な未来でさえ、
 暗黒が転じて光明輝き、
 生きるとはなんと素晴らしい事かと、
 生死を超えた安楽味わえるのが
 すべての人間の命”

と明言される仏教に、
このお盆に一人でも多くの方が
触れられる事を切に念じます。


それにしても、すごい猛暑ですね。( ̄O ̄;)

うちのジル(ネザーランド・ドワーフ)もぐったりです。

しあわせのいずみ

皆様、日射病などには十二分にご留意ください(・ω・)



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 ~また、お会い致しましょう~ ^ω^)

私がサンフランシスコに来ると、
必ずお話しするМさんは、
京都弁が似合う気さくな女性です。

あの有名な染織研究家、
木村 孝さんの妹さん。


木村 孝さんと言えば、93歳でも
講演活動のスケジュールがギッシリの、
現役バリバリの女性ですが、
妹のМさんも、人並み以上に読書をされ、
色んなことにお詳しいので、
お話ししていて勉強になります。


ちなみに、このМさんの息子さんは、
これまた名の知れたフォトグラファー、
世良武史さん。

私が、近々セッションで、
福山雅治さんの歌を歌う予定、
という話題になったとき、
「息子がこのあいだ、福山雅治さんの
 写真を撮ってましたよ」
と言われ、
初めてそのことが分かりました。


今日は、そんなМさんから聞いたことで、
とても考えさせられる話がありました。


Мさんは、左目が見えず、右目もよくない為、
外出時、白い杖が欠かせない視覚障害者です。

毎年、冬に日本に行かれ、
東京に滞在されるのですが、
「日本とアメリカのモラル」について、
ご自身の経験を通して教えてくださいました。


アメリカでは、白い杖をついて歩いていると、
どんな人もすぐに道をあけ、優しく見守り、
何かあればすぐに手を貸してくれます。


何かのイベント会場などで、
女性トイレが行列のときには、
自分より20人も前に並んでいる人が、
わざわざ後ろまでやってきて、
「どうぞ^^」と笑顔で譲られます。

ハンディキャップのある人に対して、
殆ど人がそう(常識)で、
嫌な顔も見せず、多くの人が、
優しい笑顔で見守られます。


しかし、日本に行かれると、
これが全く正反対。


白い杖を持っていても、
殆どの人から、
労ろうという思いが感じられず、
気にとめられず、
時には、邪魔者扱いだそうです。


たとえば、駅の階段を下りるとき、
日本の階段には、
階段のステップの淵に
目立つ色の印がないため、
目の悪いМさんにとっては、
ステップ一つ一つが独立して見えず、
まるで急坂のスロープのようで、
横の手すりにすがりながら、
杖もつきながら、
一つずつ足場を確かめながら、
ゆっくりと下りられます。


ある日、新宿駅で、階段を
下りておられたМさんの後ろから、
若い人が
「おい、そこの目くら、どけ!」
と言ってきたそうです。

喧嘩しても負けると思われたМさんは、
仕方なく、大人しく、横にどいて、
その人が先に行くのを譲られてから、
再び手すりにつかまって
下りていかれたそうです。


また、駅の構内や、色々なところに、
眼の不自由な方でも
杖などを使って
足の裏でも感知しながら
安全に歩けるように、
黄色の視覚障害者誘導用ブロック
(点字ブロック)があります。


そこを、杖をついて歩いていても、
ほとんどの人は、よけようとしないため、
いつも、自分がよけて
歩いておられるそうです。


電車に乗っても、若い人が、
長い足を曲げず前に放り出して、
ゲームみたいなものを
一生懸命にやっており、
その前に立っても、
若い人は席を譲らないそうです。


これまで、日本で、
電車で席を譲ってくれたのは、
お年寄りと、外国人のみ。
日本の若い人から
席を譲ってもらったことは
まだないそうです。


Мさんから、こんな話を聞きました。


私は、勿論、
日本の若い人たちの中には、
そういうときに席を譲ったり、
積極的にボランティアに励む人たちが
大勢あることを知っています。


しかし、色々な人がある
とはいいながら、
殆どの人が障害者を労わる場所と、
殆どの人が障害者を気にとめない
という場所とでは、
明らかに違いがありますし、
当該者は、誰よりも敏感に
それを感じておられると思います。


アメリカと日本を往復される、
人生経験豊かな大先輩のコメントには、
”大多数の障害者に対する思い”
という点で、
その明らかな違いが含まれている、
と言わざるを得ない思いです。


東北の大震災の直後、
未曽有の混乱と闇の中でも、
驚くべき高さの秩序を保つ日本人は、
確かに世界中で一目おかれ、
感動を呼びました。


しかし、私も実際に
アメリカと日本を往復しながら、
たとえば自動車のマナーをみても、
日本よりもカリフォルニアの方が、
ずっといいように感じます。


めっちゃヤンキー風な、
音楽をガンガンならしている車でも、
お年寄りの人が道路を歩いていると、
車をとめて、ニコッと笑って譲る、
という場面を何度も見ています。


日本では、
教育が悪い、学校がもっとしっかりせよ、
などという意見も聞きますが、


親が学校の先生を馬鹿にしていて、
それを見ている子供が学校の先生を
尊敬するはずもないと思いますし、
尊敬も出来ない先生からは
当然、学ぶことも少ないでしょうし、
それでは教育も沈滞する道理
だと感じます。


親にも大きな責任があると思います。


知育も体育も大切ですが、
徳育も重要で、
すべての行動パターンの元が
”心”なのですから、
「どんな心であるべきか」
という問題や、
正しい方角に心が向かう為の
「心の栄養」というものは、
人生全体を揺るがすほどの
優先項目だと思います。


そういう方面の、理解のある方々が、
日々、尽力なされていることと思います。


私もその1人として、
心の奥底の問題を、心の闇を
1人でも多くの方々が解決なされて、
自他ともに、晴れやかに、
安らかに、楽しく生きていけるよう、
微力ですが尽力していきたいと思います。


最後まで読んでくださり、
どうもありがとうございました。


駄文にて失礼しました。


しあわせのいずみ


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 ~また、お会い致しましょう~ ^ω^)

来月は、お盆ですので、
ちょっと難しい内容だと思いますが、
今日は本職に直接触れる内容で。


Now that I have boarded the ship of Amida's great compassion,
now that I am afloat on the vast ocean of brightness,
the breezes of supreme joy blow softly
and the waves of all woe are transformed.
        (Master Shinran)

大悲の願船に乗じて
光明の広海に浮かびぬれば
至徳の風 静かに
衆禍の波 転ず
     (教行信証/親鸞聖人)



~ 大 意 ~

  たとえるならば、

  次から次と
  苦悩の波絶えることなき
  人生の海に、

  ”あなたの苦悩は私の苦悩”
  ”あなたの安楽が私の安楽”
  ”その苦悩を取り除き
   妙なる安楽を与えたい”
      という
  ”苦悩の人が正客の
         大慈悲心”
  その願い通りに
  実現させる力のある
  大きな船が存在する。

  その船に乗った人は、
  乗った時から、

  ”何のために生きているのか”
  ハッキリしなかった心の闇が
  浄らかに打ち破られ、

  ”この為の人生だった
   人間に生れてよかった”
  と光明輝く人生に転じる。

  この幸せはちょうど、

  順風満帆の航海で
  そよそよとすべる潮風のように

  至上の歓喜がいつも
  心底静かに流れているから
  順境には感謝が溢れている。

  そして
  嵐で荒れ狂うどんな高波にも
  何んの影響も受けることがない
  とてつもなく大きな船で、
  むしろ絶対の安全を
  一層喜べるように

  深刻極まる人生の逆境も
  僅かも碍りにならず
  むしろ感謝と喜びの種に
  転じてしまう、不思議な幸せ。
  

 だから、これは、

   金が儲かった
   健康になれた
   美味しかった
   大きな家を建てた
   高級な車を買った
   高名なステイタスを入手した

 などの幸せとは、異質。

 
 なぜならば、

 それらは、
 生きる為に必要で、
 あれば結構、
 とても大切なもの、

 ただ、しかし、
 
 災害、事故、老化、大病、死
 或いはその他の逆境によって、
 どうしても色褪せる宿命から
 逃れ得ない幸せだから。

 難波のことも、夢のまた夢と
 やがて必ず消え失せてしまう
 一時的な幸せだから。


至徳の風 静かに
衆禍の波 転じる幸せとは、

そんな事態に陥っても、
どんな人生のピンチに立たされても、
今、終わる、という最期でも、
一向に
”人間に生れてよかった”
と揺るがず、
むしろそれらの逆境がひときわ
御恩喜ぶ種に転じる幸せだから。。。



 ”そんなもの、あるわけない”

という常識も、
老病死を超える確かな幸せが

      ”ある”

ということと、その幸せに

  ”どうすればなれるのか”

ということ、

これら2つを
懇ろに、丁寧に、詳しく
示してあるものが、
日本の国教でもある仏教であり、
お経であります。


わたしはそれを、

お経を死人のご馳走ぐらいに
思っている方々にも

ちゃいますよ、生きた人への宝ですよ
と、言いたい、
知って頂きたい、と思っています。

   (^人^)合掌



しあわせのいずみ




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 ~また、お会い致しましょう~ ^ω^)

 カメなりと 
たゆまなければ
  ウサギ越ゆ


ウサギはカメを見ていた。
カメはゴールを見ていた。

自分以外に目を向け
 他人と比較して
 羨んだり、見下ろしたり、
 焦ったり、ほくそ笑んだりしながら
 兎に角欲望のままに

  後より前
  下より上
  劣より優
  無より有
  少より多
  貧より富

 と走ろうにも時間は有限。

それよりも、

自分に目を向け、
 命は必ず果てるが悔いはないと
 心底輝ける信念を持つ人が
 最後に笑える。

Begin with the end in mind.

光に向かえる今に感謝合掌(^人^)


しあわせのいずみ
(写真は、今朝 ガーデンに咲いた花)




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 ~また、お会い致しましょう~ ^ω^)

徳を持たないまま、あるいは持つ努力をしないままで、

ひたすら金や人を追いかけても、

楽して得られるものは貧と恥。
...

道理を弁え苦労を重ねて徳積めば、

やがて信用という無形の財産が、

大きな福をもたらします。



去る者を追わず、入るものを拒まず、

魂が輝き、朗らかに歓喜を歌うことで、

自然と闇を持つ人をいざない、

闇晴らす光明の溢れるひとは、



呼びとめもせず、追いかけもせず、

泰然と立ち、輝き香ることで

自ずと多くの人を惹き寄せる花のようです。




しあわせのいずみ




そんな人を尊敬し、そんな人を目指したいと思います。


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 ~また、お会い致しましょう~ ^ω^)


しあわせのいずみ



成功とは、熱意を失わずに
失敗から失敗へと渡り歩くことである。

           ~チャーチル~

   ------------------------------------------



欲望を満たす = 成功  という人は、

人生を真に楽しめず、安らげてはいない。


成功とは、

金が儲かった、出世した、強くて綺麗な身体になった、

そんなことではなく、

そうでなくても感謝溢れる幸せであること。



成功の反対は、

金が儲からず、出世できず、身体に障害を持つことではなく、

そうでなくても感謝できず不幸せであること。



失敗は、成功を生み出す、大切なもの。



失敗の反対は、成功ではなく、

人のせいばかりにして立ち止まること。



最悪の死を見据えても感謝が溢れる幸せを味わう人は、

ナンバーワンではなく、オンリーワンだから、

誰もがなれる、世界で一の成功者。


  合掌


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こちらは4月20日。

今朝、外のガーデニングで
観葉植物を移動させて掃除していると、
何台ものパトカーが、音を鳴らしながら、
ものすごい勢いで走ってきました。
...
それだけなら、いつものこと、と思いきや、

キキーッ! キキーッ! キキーッ!

次々に急ブレーキ。
おもむろに停まったパトカーから
警官たちが飛び出し、銃を構えて

 " Stop! Dont' move ! "

(゜o゜;)


しあわせのいずみ


日本であれば「映画の撮影?」と思えることですが・・・。

1人の黒人の少年が両手を上げて、捕まっていました。

目の前の公園は、
いつもはバスケットボールをする少年たち、
ブランコや滑り台で遊ぶ子供たちがいて、
リスも戯れる、のどかな場所ですが、
一方では、以前から悪いことでも使われているようです。

リアルで何人もの警官が銃を構えて
「 Don't move! 」というのは、
さすがに目に焼き付きました。

どこにいてもお互い
なるべく安らかに、楽しく過ごせるように、
最低限のルールや規則は守れる世の中にしたいものです。

こちらにいると、

「日本は今、いろいろあって、
 こんな時代に生まれてきた日本人は、かわいそうですね」

と言われる声を、時々耳にします。

が、私はそうは思いません。

今の子供たちに、将来、

「今の世に生まれてよかった」

という幸せを味わわせてやりたい。

そのためには、大人から、そうでなければ、
望むべくもないと思います。

時代に関係なく、国にも関係なく、
問題は心だと思います。

たとえ今は過酷な環境下で、
そんなことは絵空事にしか思えない方々も、
いつの日か、
人間に生を受けた素晴らしさに圧倒され、
怨みも、憎しみも、感謝に転じて
”この時代に生まれてよかった”
”この国に生まれてよかった”
と味わえる時が来たらと
切に願いたいと思います。

私は、馬鹿だと言われようが、
それが実現し得るものだと本気で考えています。

その為にこそ、生きて、働いているわけです

さて、今日も頑張りましょう。

 Have a beautiful day(^_^)/

しあわせのいずみ

(今朝、庭に咲いていた花です)




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また悲劇が起きました。



ボストンマラソンで爆弾が爆発。
少なくとも8歳の少年を含む3人が亡くなられました。

これが何なのかは不明ですが、
無差別テロは世界で繰り返されています。

喉が渇き切って泥水を啜る人には、
泥水を飲むなというよりも
圧倒的な清水を与えるのが先決であるのと同様に、

人の命よりも自分の感情や考えを優先させて
殺めることをよしとする悪思想を前には、
一切の憎悪怨恨を突破して1人1人の胸に
生命の尊さを知らせ得る正しい思想を自負する人の
水滴石穿の努力が何より不可欠なのだと思います。

この悲劇に、自戒を込めて。

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