16-17 プレミアリーグ:アーセナル vs ミドルスブラ戦プレビュー
ミドルスブラ戦へ向けてのチームニュース
ベンゲル監督
「水曜日の夜以降、これといった大きな問題を起きていない。唯一の不確定要素はサンティ・カソルラの打撲だろう。今日、彼の状態を確認する。他に復帰してくる選手はいない。もちろん、ジャカを出場停止により欠くことになる。その他の選手については全員プレー可能だ。」
「ラムジーとジルーは順調に回復している。ジルーはおそらく火曜日の試合には間に合うかもしれないが、確実に身体のキレを取り戻すにはまだ1週間以上かかるだろう。彼はプレーできる状態になるかもしれないが、我々としては完全に100%の状態にフィットさせてから復帰させたい。」
「ラムジーも十分回復しており、私が見る限りフィットネスの状態は90%と言ったところだ。彼が火曜日のレディング戦で復帰することはないが、おそらくサンダーランド戦には間に合うと思う。」
「ウェルベックの復帰は1月になるかもしれない。ただ、復帰後は彼が1年間離脱していたことを忘れるべきではない。つまり、忍耐力が必要になるかもしれないと言うことだ。彼が競争力のあるレベルまで復調するには…つまり彼がベストの状態に戻るには2ヶ月は掛かるだろう。」
「彼はまだランニングも再開できていない。2週間以内には再開できる様になると思う。」
(ソース:Arsenal.com)
試合前の記者会見におけるベンゲルのコメント
アレクシスとエジルの契約延長について…
「我々は常に連絡を取り合っているし、契約延長が我々の望みだ。エジルは28歳だし今がキャリアの絶頂だろう。もちろん、我々としては彼がこのクラブの将来的な成功に貢献してくれると期待している。」
監督自身の去就が彼らの決断に影響を与えるのでは?
「それはないだろう。彼らはこのクラブに満足しているし、このクラブにコミットしていると考えている。なぜなら、彼らは自分達が正しい場所にいると確信しているからね。」
エジルはゴールを狙う様になったのか…
「トレーニングでの彼はとても良くフィニッシュに取り組んでいる。私は全ての選手達が彼のゲーム・ビジョンが存在することに慣れていると思う。彼は時折、自分があらかじめ決めたラインより前へ出ようとしない。彼はこれまで供給者としてのプレーを経験してきたが、ゆっくりながら『Oh、もしかしたら自分もフィニッシュできるのかもしれない』と味を占めてきているはずだ。これこそが彼のプレーに加えて欲しいものだ。彼がフィニッシュを狙ったりゴールを決めたりしてはいけない理由など何処にもないからね。上手くいけば、水曜日の試合で再びゴールを決めることにより、ゴールの味を覚えて欲求が高まるかもしれない。」
ミドルスブラのシーズン序盤について…
「アウェー戦でのプレーの質を見る限り、彼らはとてもよくやっていると思う。ただ、ホームでは少々不運だね。しかしながら、アウェーでの彼らは素晴らしいプレーを披露している。彼らは失敗を恐れず自分たちのプレーをしている。彼らは今後も順調に行くと思うし、ゴールを奪うこともできるだろう。我々にはしっかりとした守備のパフォーマンスが求められる。」
コシエルニーとムスタフィのパートナーシップについて…
「ここまでは、人々がこうなるだろうと予想していたよりも早く、上手く行っている。だが、我々は幾つかの難しいテストを控えており、彼らがより長期間に渡り上手く機能することを証明しなければならない。」
(ソース:Arsenal.com)
ベンゲル:タイトル・レースを行いたい
8試合を消化した段階でマン・Cと勝ち点で並び、得失点差で2位に付けているアーセナルですが、まだ5Pの中に7チームが渦巻く混戦状態です。ベンゲルは新シーズンのプレミアリーグも極めてタイトな戦いになると語ります…
ベンゲル監督
「マン・Cからユナイテッドに至るまでどのチームにもチャンスがある。もちろんチェルシーにもだ。誰にでもチャンスがある。」
「シーズン開幕前から誰しも極めてタイトで興味深いチャンピオンシップになるだろうと口々に語っていた。また、人々は開幕から2〜3試合経過した段階でマン・Cの一人旅なるだろうと感じていたし、マン・Uも3連勝を飾った。」
「だが、私は全員がそこで一塊になっていると思うし、我々には安定感が求められていると思っている。ただひたすらに試合に集中していく必要があるだろう。」
「現時点での我々には一貫性があるし、チームからもその雰囲気が多く出ているのを感じている。自信はある。なぜなら、我々には一貫性があり全体的に良いプレーをしたいという欲求やハングリーさがあるからだ。この状態を維持していくことが重要になってくる。」
「我々には優れたスカッドがある。そして、クォリティが備わっていることを証明しなければならない。その中でチームとして今後10ヶ月間その状態を維持できるかは、選手達や(監督である)私、そして選手の怪我次第だ。」
「昨シーズンは2位でフィニッシュした。確かに失望はしたが悲惨な状態という程ではなかったと思う。たった3敗しかしなかったレスターを賞賛しなければならない。だからこそ彼らは優勝したのだ。」
「もちろん、昨シーズンの我々はもっと上手くやれたと思っているし、そこから多くのことを学んだ。昨シーズンの1月以降の成績を見れば、我々が多くの面で改善し非常に安定した結果を残していることが分かるだろう。」
(ソース:Arsenal.com)
朝日新聞出版 (2016-10-24)