世の中、目まぐるしく変わるなか、帰るところがあるのはすばらしい。三丁目の夕日、新宿ゴールデン街、由美かおる・・・過ぎ去った昭和に心が帰る。

かのニュータイプ、アムロ・レイも言っていたではないか。

そう、帰るところ。変わらずに待っていてくれる心のふるさと。

たとえ、南多摩にヤッターワンが建とうとも。そしてそこに自らと同じ像がたち、存在価値が揺らごうとも。

たとえ、稲城長沼にガンダムとシャア専用ザクが出来て、原画展をひらこうとも。

しかも三駅の中で、一番活気があるのが矢野口駅というのが、なおさら哀。ふるえる哀。

帰るところではないけど。

(過去のガンダム聖地記事(東京都下) まとめ)