先週のマイルチャンピオンシップは17年ぶりに3歳馬のペルシアンナイトが優勝。それだけでなく、3着、4着も3歳馬だった。さらに付け加えるとマイルチャンピオンシップは古馬との斤量差が2キロから1キロと変わって3歳馬はかなり不利になったにも関わらずこの快挙。
これだけに留まらない。エリザベス女王杯は4年ぶり3歳馬モズカッチャンが優勝。福島記念でもウインブライトが勝っている。アルゼンチン共和国杯もスワーヴリチャードが優勝。これは97年のタイキエルドラド以来20年ぶり。スワンステークスもサングレーザーが制覇。
ここまで3歳馬が活躍するのは珍しく、歴史的にも怖めて強い世代である可能性がある。
となると当然期待がかかるのがレイデオロ。この世代の頂点である日本ダービーを制した馬。ダービーではペルシアンナイトに3馬身の差をつけた馬だ。ここまで説明してくると、走らないわけがないと思えてくる。
ソウルスターリングも忘れてはならない。オークスではエリザベス女王杯馬モズカッチャンを寄せ付けなかった馬だ。この2頭でワンツーもありうる。ダービー馬オークス馬で決まれば史上初の快挙だ。