こんにちは。お久しぶりです。夏真っ盛りですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近私も現在色ととりこみ中なもので、ブログ更新もなかなか出来ない状況ですが、今日は隙間時間にちょっと書いてみます。

さてと、久しぶりに断易のお話しをしてみましょう。今日のテーマは「結婚成立の条件」です。

結婚が成立する条件として必要不可欠なのが「相手」の存在ですね。ま、当たり前すぎますけど…、「その相手がいないのよ!」という方も多いらっしゃるかと思います。


そういうケースでも断易は鑑定できます。

「自分はいつ結婚するか」と問いながら立ててもらった卦を見て、まずは「候補者」が卦のどこかに出ているか探すのです。(とりあえず同性婚というレアケースは除いてお話しますが)一般的には妻財が花嫁(もしくは花嫁候補)、官鬼が夫(もしくは夫候補)となります。

これが見つかったなら第一関門突破です。ニコニコ


そして次に、この卦の中の妻財と官鬼の状態を見ます。損傷はないか、第三者が介入していないか、十分なパワーがあるか(旺であるか)。

この妻財と官鬼が揃って旺ならば結婚成立です。双方が一番パワーが強いときに実現します。クラッカー

このように妻財と官鬼は、結婚の成否、あるいは結婚維持(つまり離婚するかしないか)の判断にもっとも重要ですが、他に世爻と応爻も大事です。これで二人の仲を見ます。いくら法的に結婚が成立しても、二人が円満にいっていないと意味ないですから。そして、父母爻もチェック。父母は文書、つまり戸籍上も夫婦として成立するかにかかわります。よって父母爻に損傷があるのもマズいです。

で、↓これはある若い女性が立てた卦です。

巳月己丑日午未空亡
兌金三世卦:澤山咸       坤土五世卦:澤天夬

【六獸】【伏  神】  【 本  卦 】   【 變  卦 】
 勾陳      應父母 丁未土  丁未土 父母  兄弟
 朱雀       兄弟▇▇▇丁酉金  丁酉金 兄弟▇▇▇世子孫
 青龍       子孫▇▇▇丁亥水  丁亥水 子孫▇▇▇ 妻財
 玄武      世兄弟▇▇▇丙申金  甲辰土 父母▇▇▇ 兄弟
 白虎 妻丁卯木  官鬼 丙午火 甲寅木 妻財▇▇▇應官鬼
 螣蛇       父母 丙辰土 甲子水 子孫▇▇▇ 妻財

最近彼ができて、将来的な結婚の話も出ているが今後どうなるか?というご質問。

…結論から言いますと、この二人は結婚しません。

確かに今非常にラブラブなのは卦にも出ています。

官鬼が旺で、男性側は結婚する気満点ですが…でも女性のほうが今後彼との結婚よりも他の目標に目が行くため、結局結婚しないで別れる見込みです。

なぜそういう判断になるかというと、「妻財」が弱いんですね。

先ほど言いましたように、結婚するには妻財と官鬼の両方が強くないと(旺でないと)いけないわけですが、じゃ、どういう要因でそうなるかというと「妻財」次第の部分が非常に大きいんです。

 

なぜかというと五行の関係で妻財は常に官鬼を生じることになっているからです。妻財が金なら官鬼は必ず水、妻財が木なら官鬼は必ず火です。


だから、妻財は常に官鬼を生じる関係になります。妻財のパワーが強ければ官鬼もそのサポートを受けて強くなり、官鬼が強いということはその男性も夫としての責任を担い続けるということです。

これを実際の状況に当てはめてみると、つまり結婚は常に女性が男性を立てたり、支えて続けてこそ成立するということになります。

ただそれは決して女性が「こんなに尽くしているのだから、もっとかまって~」とダダをこねたり、「こんなにガマンしてるんだから結婚してくれるでしょ?」とジットリ粘っているという状況ではありません。それはある種の自己愛に根ざすもので、本当に男性のためを思っているのとは違います。ガーン


結局、女性が男性に愛情を注ぎ、自分を犠牲にしてでも相手を優先できるかはてなマークがポイントなんですね。女性の支えがあってこそ、男性の官鬼が旺になり、男として家長としての責任を果たすわけです。

「いや!もっと色な夫婦の形があるじゃない?女性が働いてオットが主夫とか」という人もいるかもしれません。

そういう形があってもいいでしょう。でも、仮にそういう夫婦であっても女性が男性を立てているか、自分を抑えるところは一歩引いて男性の後ろに下がっているかをよく見てみるといいですよ。もしうまくいっているカップルであるなら、金銭的に女性が支えていても、そのサポートを受けた上で他の面で男性がきちんと男としての決めることろはビシッと決めているのではないでしょうか?目


そしてもしも、女性が自分優先、夫や彼は二の次、男を立てないということになると…夫婦関係は維持が非常に難しくなります。

つまり女性(妻財)からの献身がないと、夫(官鬼)もオットとして立っていられなくなるのです。こうなると、恋人同士なら結局結婚しない、夫婦ならやがて離婚という結果になります。

もちろん、女性だけが頑張っても男性が面倒から逃げてばかりじゃ、その結婚はやっぱりダメなんですけどね。汗


ともかく今日お伝えしたいことは、恋人どうしでお互いに社会的な責任を持たない場合は別にかまわないのですが、もし結婚したり結婚生活を続けていこうとするなら、女性の献身がポイントになるということです。(ちなみに老師の話しでは、相談者の中に仕事ガンガンやって成功している女性は多くいても、その上で結婚生活もうまいっているという女性は相当にレアだと言っていました。)えっ

つまり断易の観点から言えば、女性が自分本位になったり、男性へのサポートを放棄した時点で結婚は不成立となりますから、確かに仕事中心のバリキャリ女性にとって、時間も労力も男性のために使って男性を立て続けるというのはハードルが高い課題と言えるかもしれませんね。(;´▽`A``

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