年も押し迫ってきました。
皆様、大掃除も済ませておくつろぎですか(^∇^)
こちら台北は一応元旦だけは休みですが、旧正月までまだ一ヶ月以上あるため、なんら年の瀬ムードもないユルい空気が流れております。
でも!今年も台北在住の友人にいただきました手作りミニ鏡餅~
日本の皆様には珍しくもなんともないでしょうが、台北では貴重なんです
台北の三越デパートには切り餅しか売ってないし、そごうは鏡餅売っているのかしら?あってもものすごく高いんですよ。これで新年が迎えられます
さて、本年最後のブログ。私としては前回、前々回の記事とともにささやかな三部作、完結編のつもりです。それはこんなエピソード…。
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ある時、老師のところに若い女性が鑑定に来ました。
その女性、そのときは仕事も恋愛も何もかもうまくいっていなくて、実に失意のどん底だったのだそうです。
老師が鑑定をしたところ、その女性は生涯財運もなく、恋愛運もないに等しく、今後結婚などもありえない命ミンでした。
でも、この女性はこの時の老師のアドバイスで人生がガラリと変わったんです。
…さて、そんな彼女に老師はその時なんと言ったのでしょう
老師「龍山寺にお参りに行ってごらんなさい。」
おや、老師はなぜそんなことを行ったのでしょう?龍山寺に行っただけで皆人生が開けるなら、こんなにうまい話しはありませんけど
ともかく、その女性は早速龍山寺にお参りに行きました。
とどこおりなく参拝を終えて、龍山寺の近くの商店街を歩いていると…。
その時、突然近くを走っていた車が暴走し、すごい勢いで彼女のほうに向かってきたのですフルスピードで突っ込んでくる暴走車。
あ~
本人も周囲の人も呆然…。
そして沈黙…。
気がついたときには、彼女はアーケードを支える大きな柱の後ろ側にいて、柱の向こう側で車が大破していたそうです。
女性自身、いったいいつ自分が柱の影に移動したのか全く記憶がないとのこと。
ともかく、全くの無傷で済みました。
そして彼女はその時、老師の話しが本当であったことを理解し、すべてを悟ったそうです。
老師は鑑定のときに彼女にこう言っていました。
「貴女には一般人と全く違う磁場のようなものがある。まとっている気が違うのです。貴女はかつて、仏門に入って修行をしていましたね。おそらくそれは前世なのでしょう。とにかくずいぶんと修行を積んだ方です。貴女には特別な使命があるのです。龍山寺にお参りして、仏様の意向を尋ねてみたらいいですよ。」
老師の話しを聞いて、半信半疑で龍山寺の観音様にお参り行ったその女性ですが、その暴走車アクシデントに遭ったときに、仏様からの啓示を受けたことをはっきり自覚したそうです。
そうして、その後その女性は仏門に入りました。
信仰に身をささげ、人々に奉仕する日々に大きな喜びを感じながら毎日を送っているといいます。
仕事、お金、結婚、家庭など、一般人が求めるものへのこだわりを捨てたところに、彼女の輝く場所があったのです。
誰にでもマネのできることではないですが、私たちは自分の物差しで人の幸不幸をはかってはいけないのだなと、考えさせられるエピソードですね。
前回ご紹介したフランクル氏の言葉
「生きるとはつまり、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない」
と、ぴったり一致するエピソードではないでしょうか?
色々あった今年ももうすぐ暮れ、また新しい一年がやってきますね。
一年間大変お疲れ様でした。m(_ _ )m
皆様、どうか心穏やかに新しい年をお迎えくださいませ
※こちらもついでにぽちっといかがですか?