こんにちは、さくらです。
今日は公立後期選抜の日でした。
受験生の皆さん、お疲れ様でした。
ホームページなどで解答を手に入れて、すでに自己採点をした人も多いでしょう。
自己採点の結果がどうであっても、これで高校受験は終了です。
合格発表までの4日間は長いと思うかもしれません。
しかし、すぐに答えが出ることの多いこの時代、「待たされる」ことも貴重な体験です。
不安定な状態で「自分を見つめ直したり」「将来のことを考えたり」することは、とても大切なことです。
そんな時間は人生に何度もあるわけではありません。
ひとまず受験のことから離れて、
卒業式や予餞会の練習に没頭したり
今までできなかった「やりたいこと」に時間を使ってみたり
ただ「ぼーっ」としてみたり
何をしても、この時間をプラスにできるはずです。
この「気持ち悪さ」を、しっかり味わい尽くして人生の糧にして下さい。
進学コラムを読んでいる受験生が、みな合格を手にできるよう祈っています。
ところで、後期選抜発表の翌日から1か月間(3月9日〜4月8日)、「調査書」と「入試の得点」の開示ができます。
頑張ってきた受験勉強の結果(得点)を知っておくことは、高校進学後の勉強にもプラスになることでしょう。
調査書は手数料10円でコピーをもらえます。
せっかく開示ができるのですから(公民で習った「知る権利」です)、ぜひ、開示しに行ってみてください。
得点開示の詳しい方法については、後期発表後のコラムでお知らせいたします。
受験が終わったら、次は高校生になるための準備を少しずつ進めましょう。
高校の授業は中学校のように易しくわかりやすいものではありません。
できる予習は今のうちにどんどんやってしまいましょう。
予習をしておきたい科目は数学です。
数学は1度わからなくなると取り戻すのが困難で、落ちこぼれると国公立大への道が絶たれてしまいます。
チャート式などの問題集を使って予習しておくとよいでしょう。
予習として実施するのですからすべてを理解する必要はありません。
単元の中で「わかる部分」と「わからない部分」を把握できていればよいのです。
「わからない部分」には付箋でも貼っておいて、入学して授業が始まったらしっかり聞いて理解しましょう。
高校の授業は密度が濃いですから、集中して授業を聞いていないとすぐにわからなくなってしまいます。
しかし、毎日6時間の授業を集中し続けることなどできません。
あらかじめ「わからない部分」を把握しておけば、その部分を集中して聞けばよいのでスムーズに理解することが出来るでしょう。
教科書を入手したら、教科書を使っての予習に切り替えてもOKです。
教科書の予習は英語もやっておきましょう。(化学や物理も教科書を見ておくとよいでしょう)
高校数学の参考書の定番「数研出版のチャート式」は、赤・青・黄・白にレベル分けされています。
上位校進学者で数学が得意なら、応用力も身につけられる赤チャートがオススメ。
数学が得意なら多少難しいくらいの方が面白みを感じられるでしょう。
チャート式 数学1+A 数研出版
特に数学が得意というわけではなければ黄チャートがオススメ。
予習として使うのなら、これで十分でしょう。
チャート式解法と演習 数学1+A 数研出版
チャート式は大学受験(センター試験)まで3年間使えます。
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