2017年11月21日「この差って何ですか？」からです。
60歳を超えても肌ツヤが良い人と良くない人の差
肌ツヤが良いとは？
60歳のBさんより4歳年上のAさんの方が肌ツヤが良く若く見える。
”肌ツヤが良い”というのは肌が光をキレイに反射している状態。
肌ツヤの良い人の肌を拡大すると、三角形の皮丘という部分がキレイに整っている。
ところが肌ツヤが良くない人は皮丘がほとんどない。
皮丘を復活させる方法
1番重要なのは肌の水分量。
肌ツヤが良い人の肌の中には
水分が多く含まれているため皮丘が立体的になっている。
肌ツヤがない人の皮膚の中は
水分が少ないため皮丘がしぼんでしまっている。
水分量を保つためには水をたくさん飲むことも重要だが
吸収した水を肌の中で蓄えることが重要。
そして、そのために重要な役割をしているのが食事。
水分量を保つためには日頃の食事が大切。
肌ツヤに良い最強食材
①とんかつ
豚肉には肌に良い成分ビタミンB1が豊富で、
さらに油で揚げることでさらに肌ツヤに良い効果がある。
油は皮膚の上でフタの役目をしてくれるので、
肌の水分を閉じ込める為にとても重要。
特に女性は20代頃から皮脂分泌量が下がっていくので、
適度な油は取った方が良い。
②こんにゃく
群馬県のこんにゃく芋農家の方たちの肌ツヤはとても良いことが判明。
こんにゃくに含まれるグルコシルセラミドという成分は
肌の水分量に大切なセラミドの原料になる。
セラミドは肌の角質層の中にあり水分をゼリーのように抱え込んでいて、
肌の水分保持力の8割を担っている。
こんにゃくを買う際のポイントは、食品表示の原材料名を見ること。
「こんにゃく粉」ではなく「こんにゃく芋」と表示されているものの方が
グルコシルセラミドが多く含まれている。
「1日にどれくらい食べたらいいのか？」というと
理想的には1日1枚。
でも「そんなに食べられない」という人のために
こんにゃく農家の方がこんにゃく料理を紹介。
肌ツヤが良くなるこんにゃく料理
①こんかつ
≪作り方≫
＊こんにゃくに切り目を入れ、コンソメスープで茹でて下味をつける。
＊粗熱をとったら小麦粉・溶き卵・パン粉をまぶして油で揚げる。
こんかつ(こんにゃくカツ)の完成。
②こんにゃくの唐揚げ
＊小麦粉と片栗粉をまぶして油で揚げる。
こんにゃく唐揚げの完成。
以上が放送内容でした。
セラミドは米ぬか・小麦胚芽・大豆・牛乳などにも含まれていますが
こんにゃく芋は米ぬかや小麦胚芽と比べ
7～16倍のセラミドが含まれていると言われています。
そして特に注目したいのが「黒色」の食品。
コンニャクを始めとして、黒豆・小豆・わかめ・ひじき・ごぼう・そば・コーヒー・紅茶・黒こしょう
といった「黒色系」の食品には、セラミドの原料となる「フィトケミカル」が多く含まれています。
番組の中では「理想を言えば1日1枚こんにゃくを食べると肌ツヤが良くなる」と言っていましたが
毎日こんにゃく1枚食べるのはかなり無理がありますので
他の食材からも上手く摂って頂ければと思います。