震災から３年。

皆さん、こんにちは。平柳です。

３月なのにここのところとても寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

平柳は、この前の日曜日、不動産競売流通協会さん（→コチラ） からの依頼を受けて、東京の八丁堀にある、マツダ八重洲通ビル９階ホールにて、競売不動産取扱主任者の合格者向けの登録実務講習をやってきました。

担当講義は午前の部で、不動産競売実務で実際に使用される三点セット（物件明細書、現況調査報告書、評価書）を用いて、その見方やポイント、気を付けるべき点などに関し、約２時間で講義を行いました。

受講して下さった方は150人ほど。合格者向けの実務講習ですから、試験対策講座とは違って比較的自由に講義ができる珍しい機会です。

皆さんとても熱心に聴いて下さり、終了後には拍手も頂きました。有り難うございました。

ＬＥＣ講師時代に不動産鑑定士講座で受講生だったＳさん、ブログ上でコメントを頂いていたＳさんもいらっしゃって、ご挨拶を頂きました。お会いできてよかったです。

また水曜日にも同じ場所で登録実務講習を担当するので、頑張ってきたいと思います。

さて、今日は３月11日です。

「もう３年も」なのか、「まだ３年しか」なのか、感じ方は人それぞれかもしれませんが、あの東日本大震災から３年になりました。

あのときに体験した、それまで経験したことのない揺れと恐怖感。

テレビで見た、それをはるかに上回る壮絶な光景。

警察庁によりますと、昨日３月10日時点において、

震災による死者は１万５８８４人

行方不明者は２６３３人

とされています。

宮城県や福島県の一部の地域では、昨日も海上保安部や警察が捜索をしているとのこと。

加えて、震災関連の死者数（震災後の避難生活による体調悪化や自殺などによるもの）は、岩手、宮城、福島の３県で２９７３人。

本当に数多くの方が亡くなられました。

福島の原発は未だ「終息」とは程遠く、被災者の方へのアンケートでは、震災からの復興は「あまり進んでいない」と感じている人が多いそうです。

少しでも復興が進んだと感じられるようになるよう、祈るような気持ちになります。

毎年書いていることですが、今日という日は、あの日、命を奪われた多くの方々が、生きて何かをしていたかったはずの日です。

自分自身、なんとなく無為に時間を過ごしてしまって反省することも多々あります。

ですが、

生かされた者として、一日一日を感謝しながら、置かれた環境の中で自分自身ができることを精一杯やれているだろうか。
 
改めてそこに向き合いながら過ごしたいと思います。

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