皆さん、こんにちは。平柳です。


いよいよ、平成26年度マンション管理士本試験も明日になりました。


本日は、マンション管理士・管理業務主任者本試験に向けて頑張っている皆さんに、「直前応援ブログ第7弾」です。


第1弾の記事はコチラ→受験生の皆さんへ1


第2弾の記事はコチラ→受験生の皆さんへ2


第3弾の記事はコチラ→受験生の皆さんへ3


第4弾の記事はコチラ→受験生の皆さんへ4


第5弾の記事はコチラ→受験生の皆さんへ5


第6弾の記事はコチラ→受験生の皆さんへ6


さて、マンション管理士本試験前日の今日は、本試験を乗り越えるのに必要な「心の余裕」の「3つの要素」


すなわち、


一つ目は「事前準備で作り出す余裕」


二つ目は「本試験中に作り出す余裕」


三つ目は「危機管理意識から作り出す余裕」


のうち、「危機管理意識から作り出す余裕」に関する最後の記事です。


2.「心の余裕」の具体化


(3)危機管理意識から作り出す余裕


「危機管理意識から作り出す余裕」とは、「本試験を受験するにあたって生じうる様々な事態に対し、精神的に動揺することなく対処できるような余裕を作り出すこと」でした。


今日は、


「本試験では必ず予想外のことが起きる」


ということについてです。


この心構えは、長らく書いてきました「心の余裕」についてのまとめとなる、包括的かつ最大の要素です。


本番の試験というのは、ホントにまあ予想もしていないようなことが色々と起きまます。


前にも書きましたが、交通機関の乱れだとか、気が付いたら逆方面の電車に乗っていた挙句、快速で数駅先まで飛ばされただとかなんて「序の口」です。


実際に僕自身が経験した&受講生の方々から聞いた「事件」を挙げてみましょう。


①手を滑らせて、持っていた受験票がひらひらと舞い落ちた(縁起が…)


②会場について席に座ったら、突然電池が切れて時計が止まった…


③うっかりお守りをもっていくのを忘れた…


④試験中、周囲にブツブツいう人がいた…


⑤試験で近くの席に座った人の香水が異常にきつかった…


⑥試験が始まったのに、いつも押しているストップウォッチのスタートボタンを押すのを忘れた…


⑦試験中近くのビルでガス爆発が起こり、突然けたたましい救急車と消防車のサイレン、取材ヘリコプターの音が鳴り響き続けた…


⑧試験中、隣に座った人の貧乏ゆすりがスゴかった…


⑨隣の人からアルコールのニオイが…


⑩本試験前日に風邪をひいて、当日熱が39度くらいの状態で受けなければならないはめになった…


⑪試験中に突然お腹が痛くなった…


⑫交通機関の乱れで試験時間が繰り下がった…


既に書いた通り、想定できることに対しては「事前に想像して…」ということである程度の対処はできるのですが、そもそも「想定『外』のこと」となるとなんともやりきれない気持ちになります。


縁起の悪さをこれから受ける試験の結果と結び付けたり、環境の悪さを嘆いたりしながら、「なんでよりによってこの本試験の日にこんなことが…」と泣きたくなってしまいますよね。


当然、受験生としては「動揺」してしまいます。


そして、動揺してしまうと、目の前の問題に「集中」できなくなってしまい、力が十分に発揮できなくなってしまうわけです。


でも、考えてみてください。


受験票を持っていた手を滑らせたのに、受験票が「舞い上がる」わけはありません(笑)


手を滑らせれば受験票は舞い降ります。


電池がなくなれば時計は止まります。


出かければ持ち物を忘れることもあります。


人と隣り合わせになるときは、ヘンな人が隣に座ることもあります。


生きていれば風邪もひきます。


火事が起きれば消防車も救急車も来ます。


心配なことがあれば眠れない日だってあります。


どれも何も不思議なことはありません。日常生活を送っていれば、必ず起きうることです。


そんなことで動揺して、試験に影響するなんてことがあってはもったいない。


そこで、最後に受験生の皆さんに贈る言葉がこれです。


「本試験では、必ず予想外の何かが起きます!」


繰り返し書いている通り、人間、「起きないはず」と思っていたことが起きると動揺してしまいます。


ですが、「何かが起きるかも」という心構えさえあれば、仮にそれが起きた場合でも、それに対して比較的落ち着いて状況を認識でき、目の前のことに集中できます。


ですから、万一何か起きた場合には、「想定外の事態」への対処まで広く含んでいるこの言葉を思い出して、「あ~、これが例のあの話ね。」と、ちょっと冷静に、客観的に捉えてみて下さい。


大切なのは、生じた事実そのものではなく、「その事実にどんな評価を与えるか」ということです。

 


同じ事実が生じても、その中心に入り込んで目一杯慌てて動揺してしまうのと、事実を外から冷静に評価して動揺を少しでも抑えられるのとでは、本試験の結果に天地ほどの差が生じます。


勉強をしっかりやってきたかどうか以上に、こういうところが最後に勝負を分けるのだということを忘れないでください。


さあ、これで勉強面についても精神面についても、平柳がお伝えできることは全てお伝えしました。

 


あとは、限られた時間の中で一生懸命頑張ってこられた受験生の皆さんが、見事マンション管理士試験、管理業務主任者試験の合格という栄冠を勝ち取られることをお祈りするだけです。


そうそう、皆さん、前日である今日はどう過ごす予定ですか?

え?頭が疲れると困るから調整のために勉強しない?

そんな余裕あるんですか?

そんなことは、「受かる気がない人」か「確認すべきことはもう何もないと言い切れる、ある意味幸せな人」だけが言うことです。

今日しっかり勉強したって、たった2時間しかない明日の本試験で頭が疲れて働かないなんてことはありえません。

悪あがきしたっていいじゃないですか、合格したいのなら。

なにも睡眠時間を削って勉強しろという話をしているんじゃありません。「あえて」休まなくたって、いつも通りに淡々と勉強して、十分睡眠時間を確保できる時間に布団に入ればいいんです。


新しいものに手を出さず、過去問の頻出論点や基本事項の確認といった、「当たり前のこと」を当たり前に確認して、最後の最後まで絶対にあきらめないでください!

 


明日は朝7時~8時頃、最後のエールとしてブログを更新します。

 


本試験当日ですから、これまでよりは短めの予定です(笑)。またブログを見に来てくださいね。


頑張っていらっしゃる皆さん、最後の最後まで応援しています!!('-^*)/

 


記事を読んで下さった皆さん、

是非ひと押しずつお願いします!

 ↓ポチ ↓ポチ