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2014年04月23日

bjリーグが選手契約制度を改訂

bjリーグ公式ブログにて、選手契約制度の改訂内容が公開されました。

2014-2015シーズン 選手契約制度改訂

いくつか変更点がある中で、肝となる部分は以下の2点だと思います。

(1)自由獲得枠の新設

アーリー契約対象選手以外の選手を対象に、トライアウトを経ずにチームと契約できる制度を新設する。各チーム1名までとし、当該選手とA契約(報酬300万円以上)を締結することが条件。

(2)アーリー・エントリー制度の継続

自由獲得枠が「アーリー契約対象選手以外の選手とする」と謳っていることから、アーリー・エントリー制度は継続されると思われます。これは大学・専門学校・高校の新卒選手を対象に、トライアウトを経ずにチームと契約できる制度。

☆ ☆ ☆

キングスがbjリーグに新規参入した2007-08シーズンは、戦力の均衡化を図ることを目的に、新規加入選手を獲得するためにはドラフトを経る必要がありました。

しかし、ここにきて「より良い選手を、希望する球団が」獲得できるよう方向転換しています。

なぜか。

その一番の理由は、NBL/NBDLの存在だと思います。

2013-14シーズンの球団数を見ると、bjリーグが21チーム、NBLが12チーム、NBDLが9チーム。これだけでなんと「42」ものチームがひしめきあっています。関東実業団あたりを含めるともっとですよね…。

その中で、より良い選手を獲得するためには、「bjリーグに入りたければ、夏に行われるドラフトまで待ってね」と悠長なことは言っていられません。

というわけで、今まで以上にドラフトの存在意義が下がり、戦力の均衡化は薄れ、特定の球団に良い選手が集まる可能性が高まりました。それを、サラリーキャップの存在がある一定の抑止力を持って見守っている、という形になると思います。


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Posted by さばに at 18:44│Comments(1)bjリーグ
この記事へのコメント
変わっていくんすね。
もともと、トライアウトはバスケ協会に対する、引き抜き行為はありませんよ!という意味合いもあったのかな?とも思われます。
bjも、協会の一部になり、そういうことはないと信用してきているのもあり、撤廃してもよさそうですね!
殆どいい選手は、トライアウトの前に分かっているはずですからね。
トヨタが、大学生の三羽烏をゴッソリ引き抜いた例もあるので、もっと入りやすくしないと、リーグにいい選手は集まりませんね。(^-^;ただでさえ安いので。
あとは、リーグ内の戦力均衡が課題ですね。ま、元キングス選手のように、どんどん適材適所にちらばるような気もしないでもないですね。(^-^;
Posted by やま at 2014年04月23日 23:40
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