爆弾低気圧とは? | プライベートジェット機長が見た「超」大富豪の投資の世界

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先週、日本では爆弾低気圧が猛威を振るったようだ。

もちろん、このような低気圧は航空機の運航に支障をもたらす。
その理由は、極端な風、雨、雪の影響だ。



北海道では最大瞬間風速が40メートルを超えるところも出て、各地で停電や屋根がはがれるなど被害が相次いだ。





さて、この「爆弾低気圧」とはいかなるものなのか?
普通の低気圧と何が異なるのか?
「台風並みに発達」と言われることが多い爆弾低気圧、台風とはどう違うのか?



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「爆弾低気圧」とは短時間の間に急速に発達し、熱帯低気圧並みの風雨をもたらす温帯低気圧の通称だ。
つまり正式な名称ではないということだ。
気象庁の定める正式名称は「急速に発達する低気圧」という
(なんか普通やん.......)


では短時間というのはどの程度のことを言うのかと言うと、これも数式が存在し、気象庁では,中心気圧が 24時間で 24hPa×sin(φ)/sin(60°)
以上低下する温帯低気圧(φは緯度)と定義されている。
たとえば北緯 40°(秋田県、岩手県付近)なら 17.8hPa/24hとなる。





ではなぜ爆弾低気圧が脅威なのか?普通の低気圧とは何が異なるのか?




それは「急速に発達するから」なのだ。 

要は、予想してなかったところにポッと台風みたいな暴風雨の塊ができたらびっくりするだろう?

予想していなかったから備えもできてないし......
ということで被害を拡大してしまうのだ。




それでは台風と爆弾低気圧の違いとはなにか?

爆弾低気圧は急速に発達する温帯低気圧で、気温差がもととなって発生する。
つまり暖気と寒気の関係からだんだん発達してくるのだ。
だから爆弾低気圧の天気図には
暖気と寒気の境目(つまり前線)が存在する。


↑これが前線




一方、台風はというと
熱帯低気圧が発達したもの。

熱帯低気圧とは、暖かい空気の塊で、水蒸気をエネルギーとしているものだ。
だから
暖気と寒気の境目(つまり前線)など存在しない。




どちらにせよ、中心付近の気圧の下がり方が尋常でないため、その付近を含め強い風や雨をもたらすのには変わりはない。

日本付近では台風の季節はもう少しあるし、爆弾低気圧はこれから1月くらいにかけて冬の嵐として猛威を振るうので注意が必要だ。


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