ひだまり

あなたの心に暖かいおひさまの光がさします様に

心を聴く

2015-05-04 22:14:56 | 第六章・螺旋状に上昇する意味



庭の草が、生い茂って勢いを増している姿が、病気ばかりの日々を過ごす私に、暗い感情へと向かう種を撒いているかのようです。

自分の毎日の生き方の問題で、病気になっていることは、わかっているのですが、何とも言えない虚無感に襲われてしまいます。

昔の交通事故の後遺症で、脊髄が傷んでいて、日々その痛みと戦い、動けないことで太ってきては、膝の痛みにますます動けなくなる悪循環、生きがいとはと考えていたのに、それすら忘れてしまっていたことに気がつかさせて頂く出来事がありました。

今思うと散歩に出かけて、急に歩けなくなり、膝の痛みと思っていましたが、腰から来ているのではと気がつきました。無理をすると動けなくなるのです。

動くこともできず、あまりの痛さに病院にも行けず、苦しんでいる私を娘の旦那様が、天神まで家族総出で、車に乗せて連れて行ってくださいました。

治療のおかげで、今は両膝にサポートをつけて歩けるようになり、喜んでいましたが、健康診断の結果で新たな病名をいただくことになりました。

人生の半分以上は心の苦しみ、そして人生の後半は、病気や痛みによる苦しみ、生きることは大変なことだと改めて思い知らされました。

でも、苦しいのですが、ある意味では幸せなのです。天草への巡礼の旅は、人生を考え直す旅でもありました。

その旅での出来事を五感で感じる思いを通して、考えています。今生きている意味、病気での状態で生きることの意味、痛みと戦う意味、けしてこの出来事の中に意味のないものは一つもないと考えると、生かされていることに気がつきます。

では生かされている意味はと、問い続けていると今を大事に生きていくこと、私ができることを、丁寧に行っていくことなのではないかと思います。

私の生きがいは、生き甲斐の心理学を学び深めていくことで、周りの方々が幸せになること、家族がどんな状況においても諦めることなく前を向いて生きていけるように、支えること、そう考えていくうちに私自身が生きる勇気を頂いていることに思いが行きました。

どんな状況においても、生きていくことの大切なことを学びつつ、ストレス曲線(不安・怒り・身体症状・うつ状態・錯乱)から幸福曲線(平安感・友好的感情・健康感・幸福感・統御感)へと上手に移行している私に、拍手を送りたいと思います。

さあ明日は、少しでも草を抜こうかな・・・・。







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