大分の消えゆく民話を、再読していると幻の島というページが、とても気になりました。
昔、瓜生島という島があり、大地震で沈んでしまったという話を、幾度となく聞かされて育った私には、とても新鮮で懐かしさを覚える民話でした。
4年前の3月11日の折、たまたまテレビを見ていた私の目の中に時間を経過するたびに、信じられない光景が、次から次へと入ってきました。
その光景が、この物語を読み続けることにより鮮明に再び浮かび上がってきました。
どの時代かわからないのですが、大分にも大地震があり、津波が襲ってきたと小学校の遠足で登った碇山で、ここまで来たという印があると引率の先生が話された事を、思い出しました。その時の印象が、とても幼い私にとって衝撃的だったのか、この小高い山のそばを通る時には、必ず思い出し、子どもたちにも伝えてきました。
インターネットで、調べてみるとその小高い山の近くまで海だったようです。遠い大分の歴史の流れに心が向きました。
民話で、伝えられている大津波の恐怖は、この先起こると言われている南海トラフの大地震に対しての予防策を、考えるキッカケとなり多くの人達が、助かる機会に繋がればよいなあと考えてしまいました。
これからも、東日本大震災の為の祈りを祈り続けたいと思います。
さあ、今日は天草への旅、元気に行ってきます。
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